フォーの店『COYANE』オープン!
波佐見焼のギャラリー『OYANE(オーヤネ)』のすぐ横に、新しく『COYANE(コヤネ)』ができました。名前の通り『OYANE』よりちょっと小さな屋根の、フォーの店です。
『COYANE』は今年2020年の8月8日にOPENしたばかり。どんなお料理を味わえるお店なのか? 私たちHasami Life 編集部がランチを食べに行き、料理の監修をはじめ深く関わっているフードコーディネーターのNAOさんにお話をうかがいました。
波佐見町の素材で、からだにやさしいフォーを。
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どんなコンセプトで『COYANE』のメニューを開発されたんですか?
NAO
今回のコンセプトは「シンプルでからだに優しいフォー」です。
フォーはベトナムを代表する料理ですが、『COYANE』では異国の雰囲気を打ち出すのではなく、地元の方にも気軽に足を運んでいただける店を目指しています。
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「からだにやさしい」というと、具体的にはどのようなところにこだわっていますか?
NAO
まず添加物を使わないということですね。それから、毎日食べても飽きない味を目指しました。
素材にもこだわっています。現在も九州の野菜を中心に使用しているのですが、今後はさらに地元の農家さんとも交流を深めて、この町の食材を中心に使っていきたいですね。フォーの麺も、ゆくゆくは波佐見産の米粉で、自家製のものをお出しできたらと考えています。
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メインメニューであるフォーはどんなお味ですか?
NAO
フォーのスープは、有田地鶏の出汁をベースに、多くのスパイスとハーブを使った本格派です。具材はチキンとビーフ、シーフードから選べるようになっています。今後は季節に合わせて、野菜のみのトッピングや冷たいフォーもメニューに追加する予定です。
自家製のスイーツでカフェタイムも。
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『COYANE』はフォーだけでなく、スイーツやドリンクも豊富ですね。
NAO
運営に携わる西海陶器株式会社の児玉盛介会長からは、「カフェとしての機能も充実させてほしい」とアイデアをもらい、メニュー開発を行いました。
ベトナムシェアNo. 1のコーヒー豆を使ったベトナムコーヒーや、紅茶といったドリンクと、ホームメイドのプリンやベトナムの伝統的なチェーなどのスイーツもご用意しています。おしゃれにデザインされた店内で、リラックスしてカフェタイムを楽しんでもらいたいです。
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器も、どれもすてきですね。
NAO
デザートも含め料理を出す器のほとんどは、この地の特産品である波佐見焼を使っています。東京で雑貨バイヤーをしている大澤さんと一緒に、コーディネートを行いました。大澤さんは『GROCERY MORISUKE(グロッサリー モリスケ)』の立ち上げから一緒に参加してくださっている方で、波佐見焼のことも理解してくださっています。
ヘルシーな料理で、新たなランチの選択肢を。
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NAOさんは普段東京でお仕事をされていますが、波佐見町にはどんな印象をお持ちですか?
NAO
波佐見町に関わるようになって、長崎県を訪れる機会も増えました。おいしいお魚やお肉を食べられる、すてきな土地ですよね。
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料理の味付けは、違いますか?
NAO
そうですね、波佐見町に来ると、比較的味が濃いものや、油をたっぷり使った料理が多いなあと思っていたんです。
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窯業や農業などが盛んな土地なので、仕事でからだを動かす人も多く、そういう料理が好まれやすいのかもしれません。
NAO
その一方で、女性を中心に違うニーズも増えてきているように感じています。波佐見町は観光客も増えているので、私たちがランチのバリエーションを豊かにできたら、よろこんでもらえるかなと。ヘルシーなものが食べたいときに、ランチの候補に『COYANE』を入れていただけるよう、これから頑張っていきたいです。
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NAOさん、ありがとうございました。
ランチにも、ちょっとした息抜きにも。
波佐見町だけでなく、長崎県内でもベトナム料理店はあまり多くありません。本格的なフォーが気軽に食べれるのは、とてもうれしいです。今回、私たちHasani Life 編集部がとくに気に入ったのは、デザート! ホームメイドのプリンやチェーに大盛り上がりでした。
『COYANE』は波佐見町に住んでいる方にも、遊びに来た方にも、ぜひ一度立ち寄っていただきたいスポットです。ランチやちょっとした息抜きに利用してみてはいかがでしょう。
『COYANE』
<住所>
長崎県波佐見町折敷瀬郷2204-4
<電話番号>
0956-56-7611(8/17に開通予定)
<営業時間>
11:30〜17:00
(ラストオーダー 16:30)
火曜日は定休日
<運営>
有限会社 陶器の窯蔵