寒い冬に使いたい、スープのうつわ。

寒い冬に使いたい、スープのうつわ。

2021.01.04

一年のなかで最も寒い時期といわれている1月から2月。まだまだ寒い日がつづく季節には、温かい料理が食べたいですよね。煮込むことで野菜をたっぷり食べることができて、さらに身体を温めてくれる、冬の定番“スープ”。今回は、さまざまな器に合わせて盛り付けてみました。


縁のラインがポイントの

料理が映えるうつわ。

「Yoko Andersson Yamano」 リムボウル 200mm は、リムに向かって外に大きく広がった形状のため、具材がよく見え料理が映える。

スウェーデンのストックホルム在住のガラス作家・山野アンダーソン陽子さんがデザインしたテーブルウェアシリーズ「Yoko Andersson Yamano」。北欧での暮らしの中から生まれた白い器の縁の部分には、波佐見町の絵付職人がひとつひとつ丁寧にラインを施しています。

<Yoko Andersson Yamano リムボウル 200ml >
・満水時の容量:約500ml
・素材:磁器
・カラー:white、green、gray、brown

上からbrown、gray、white の「Yoko Andersson Yamano」 リムボウル 200mm。重ねてもコンパクトなので場所を取らず収納にも便利。リム(皿の縁)の下に指が入るので持ち運びしやすく機能性も高い。

器の立ち上がり部分(底)に角度が付いているため、シチューなどの汁ものもすくいやすい。brown のラインが施されている器は、ビーフシチューなどの濃い色をした料理と相性もぴったり。

アメリカ生まれ、半磁器のボウル。

HASAMI PORCELAINディープラウンドボウル 145mm に、豚肉とチンゲン菜のはるさめスープを入れて。深さがあるので、麺類のほかに丼ものやサラダなどにもおすすめ。

LA を拠点に活動するデザイナー・篠本拓宏(tortoise)さんのディレクションによって生まれたHASAMI PORCELAIN。アメリカでのリリース後、2012年に日本での発売がスタートし、国内外たくさんの方に愛用されています。

ディープラウンドボウルは、アメリカで要望が多かったヌードル向けの器として、2020年3月に日本での販売も開始しました。

<HASAMI PORCELAIN ディープラウンドボウル 145mm >
・満水時の容量:約850ml
・素材:半磁器
・カラー:Black、Natural、Clear

HASAMI PORCELAIN ディープラウンドボウル 145mm Clear(写真上)とNatural(写真下)。同じ直径145mm のHASAMI PORCELAIN シリーズと一緒にスタッキングが可能。Natural は釉薬をかけずに仕上げているためマットな風合いに、Clear は釉薬をかけて仕上げるため艶のある質感になる。

HASAMI PORCELAIN ディープラウンドボウル 145mm Clear に、スプーンを合わせて。高さ9cmの形状のボウルに、長さ16cmほどのCommon スープスプーンを入れても器の中にスプーンが沈まない。

 

シンプルで機能的。

組み合わせで愉しむうつわ。

Common」のボウル 120mm プレート 180mmスープスプーンの組み合わせ。Common で揃えることで、統一感のあるコーディネートができる。

角田陽太(かくだ ようた)さんによってデザインされているテーブルウェアの「Common」。盛りつける料理やシーンを選ばない、機能的でシンプルな形は、日常のための道具として生まれました。

長く使うことを想定して、形、色、サイズなど細かい検証を重ねて作られています。家族が増えて生活スタイルが変わっても、必要に応じていつでも買い足すことができるんです。

 
Common のボウルは、縁の直径も12cm と広いので注ぎやすく盛り付けしやすいんです。高さも5.5cm あるので汁ものもたっぷり入るのが特徴。さらに、丸みのある形状なので、スプーンをお皿の面に沿わせるようにすると、最後の一口まですくうことができますよ。スープの他にもヨーグルトなど多用途に使える万能な器です。

<Common ボウル 120mm >
・満水時の容量:約370ml
・素材:磁器
・カラー:White、Gray、Yellow、Navy

写真は、「Common」のボウル 120mm プレート 180mm のWhite、Yellow、Gray。ボウルとプレートは、違う色との組み合わせも楽しめる。

 

今回作ってみたのは、ビーフシチュー、はるさめスープ、ミネストローネ。似合う器もさまざまです。みなさんは、どんな温かいスープを、どんな器で、冬に食べたくなりますか? 

 

この記事を書いた人
Hasami Life 編集部