暮らしにさりげなくグリーンを。植物とうつわ
立春を迎え、暦の上ではすっかり春となりました。まだまだ寒い地域も多いですが、緑が増え、花が咲き誇るシーズンが近づいています。暖かくなったら、ぜひ暮らしにグリーンを取り入れてみませんか?
花と緑と、白いうつわ
スウェーデンを活動拠点とするガラス作家・山野アンダーソン陽子さんがデザインしたテーブルウェアシリーズ「Yoko Andersson Yamano」。白磁の器に施されたリムのラインは、職人がひとつひとつ丁寧に手描きしています。
本来であれば、食器としての機能をもつリムボウル200mmとリムプレート100mmですが、うつわの美しい白を活かして鑑賞用の花を浮かべたり、ハーブを添えたりすると、テーブルが自然と華やぎます。
ユーモアのある形でグリーンを愛でる
日々変化するライフスタイルの変化に応え、ユーモアと生き生きした精神を組み合わせた知的なデザイン。イギリスのプロダクトデザイナー・Sebastian Bergne(セバスチャン・バーン)による「Ha‘(ハ)」は、その独特な形が魅力的な焼きものです。
手で包み込みたくなるような可愛らしい形、庭や森に育つ果物を思わせる丸いFruit Vaseは、自然の草花はもちろん、剪定後の小枝などをシンプルに飾っても馴染みます。
大小2つの瓶が備わったTuba (S) Vaseでは、ぜひ自分なりの活け方を編み出してみてください。片方には花を一輪だけ、もう片方にはいっぱいの葉を。イミテーションフワラーやカラーペンなども可愛く決まります。インテリアのポイントにもなりますよ。
人気うつわシリーズのフラワーベース
意図的に釉薬を薄く掛けることで生じる濃淡のムラと独特な曲線、ヘアラインのような細やかな質感のうつわが人気の「agasuke」シリーズから生まれたフラワーベース もおすすめです。
まるで和食器のような上品な佇まいで、円すいの形と約15cmの高さは、曲線のグリーンがよく合います。紅梅、白磁、水空の3色展開で、写真の「紅梅」は、辰砂(しんしゃ)という技法を使って赤い色を出しています。
素焼きの生地に銅に反応する釉薬をかけ、近くに銅を塗ったものを置いて一緒に還元焼成することで赤く発色します。窯の温度などや釉薬の掛け方によって、柄の出方に大きく個体差がでる場合もありますが、自然に現れる個性のひとつとして大切に生産しています。
まだまだある! 波佐見焼のグリーングッズ
es table pot
family vase
doily ベース
フラワーベースやグリーンポットなどはもちろん、本来はうつわとして使用する焼きものもアレンジ次第で可能性は無限大。Hasami Lifeには、波佐見焼の インテリア小物 も充実しています。自由に、そしてさりげなく、波佐見焼と植物とのコラボレーションを楽しんで!