【15時のおやつ】今日のおやつは、ちょっとかための焼きプリン。

【15時のおやつ】今日のおやつは、ちょっとかための焼きプリン。

2020.08.17

 

きょうから時々、編集部員ひとりひとりがコラムを書くことにしました。波佐見の暮らしや焼きものにまつわる話、そしてちょっぴりプライベートなことまで、各々が自由気ままに綴ります(不定期更新)。

 

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はじめまして。
Hasami Life編集部のながみねです。

とっても突然ですが、みなさん、好きなおやつはありますか? わたしはね、プリンが好き。大好きです。

口の中でとろけるなめらか濃厚タイプもおいしいけれど、卵がしっかりと主張してくる素朴で芯のあるプリンに心ひかれます。なんならちょっと「ス(※表面や内部に細かい泡のような穴が開くこと)」が入るくらいにしっかり焼かれた、ちょっとかためのプリンが大好きなのでス!

 

ちょっとかための焼きプリンのよいところはもうひとつあって。それは、お皿に取り出せるところ! もう、これはかため系プリンの大特権。専売特許。プリンさんってば、お皿にのせただけで、どうしてこんなにスペシャルになるんでしょう。スーパーから連れてきた106円のプリンが、急激にかわいく見えてくるのです。

縁の部分をスプーンでキュッキュッと押しつけてプリンと容器の間にスキマをつくったら、お皿をのっけてひっくり返す。ポンポンポン。容器のおしりを数回たたき、じーっと待つ。この時間がなんだかとってもしあわせで、お皿を洗う手間など度外視でどうしても取り出してしまうわたし。

のんびり待てども頑固すぎて落ちてこない場合は、つまようじ的なものでくるりと一周、さらにスキマをつくれば、きっと大丈夫! プリンッと目の前に現れてくれます。たとえなかなか落ちてこなくても、短気を起こしてはなりません。上手に取り出せると、めちゃくちゃ快感です(笑)

そしてそして レースの模様があしらわれたdoilyのお皿は、わたしのお気に入りの一枚。〈焼きもの工房・京千〉さんから生まれたブランド〈sen〉の波佐見焼です。

実は、わたしが初めて買った波佐見焼は、京千さんのものでした。そして、つい最近も檸檬皿(レモンの形をした黄色くってかわいい器)が我が家へ仲間入り。京千さんの器が醸すちょっぴりアンティークな雰囲気が大好きです。

かわいいお皿においしいおやつをのせて。
ああ、しあわせだ。

 

(ながみね)

この記事を書いた人
Hasami Life 編集部(ながみね)
Hasami Life に立ち上げから携わる編集部員。3年前、初めて訪れた波佐見町に魅せられ(鬼木棚田からの眺めは国宝級!)それ以来、波佐見町や長崎県内にちょこちょこ出没。ここ数ヶ月は波佐見のおいしい空気が吸えなくて、とてもさみしい想いをしている。食や暮らしの企画に関わることが多く、波佐見焼の魅力についても絶賛勉強中!