サラダと、器。

サラダと、器。

2020.08.28

 
灼熱の陽射しに食欲まで射抜かれ失せてしまう、夏。

「今日のごはんのメインは、サラダがいいかなあ」

そんな風に思ってしまう日ってありませんか? ごはんやおみそ汁より、さっぱり、冷たいものをいただきたくなります。サラダと夏って、似合いますよね。

ただ、私たちHasami Life編集部で話していたのですが、サラダは簡単だけれどマンネリしやすい、とも思うのです。
野菜などの食材を切って、並べて、好きなドレッシングをかけて。気づけばいつも同じ材料、同じ見た目になっている、なんてことも。「それもいいよね!」と声を大にして言いたいけれど、もうすこし楽しい気持ちでサラダをテーブルに並べたい気分のときもあります。

せめて、器のチカラでちょっと気分を変えられないかしら。私たち編集部で考えて、3つのサラダをつくってみました。

今日は、簡単だけどちょっと心が華やぐサラダの盛り付けをご提案します。


キャロットラペを引き立てる、柄つきのリム。

いくつもの野菜を切って並べるのは、夏バテのときにはめんどうなもの。ただ彩りも気になる……そんなときは器の柄で色味や華やかさをプラスしてみませんか?

さっぱりしたキャロットラペをつくって、リム(縁の一段上がった部分)に柄のある器にのせてみました。

Sabatoプレート21㎝/ルナ[月]グレー 。ドットの色が爽やか。

にんじんはすべて、ピーラーで削いで包丁いらず。レーズンとビネガーを入れて甘酸っぱさを、クミンほんの少しかけてさわやかな香りもプラスしました。

ニュアンスのあるデザインで、大きさの違うドットを絶妙なバランスで配置しています。ちょっとスキがあって、気取らない雰囲気が魅力です。

リムがあるので、ドレッシングがお皿に広がってしまうことも防げます。 

 

ただ、グラスにサラダを入れただけ。

先日、おしゃれなカフェで友人とランチをしたときのことです。最初にセットで出てきたサラダが、グラスに盛り付けられていました。「こうやって盛り付けるのも、すてき!」と、興奮する私たち。

それがきっかけで、いつもつくる普通のサラダをグラスに盛り付けて食べてみました。 具材がよく見えて綺麗です。

Common ウォーターグラス は薄さがありつつ丈夫。装飾のないシンプルなフォルムに、サラダが引き立つ。

レタスをちぎって、アボカドをカットして乗せます。アボカドと同じくビタミンがたっぷりなキウイもアクセントに。きゅうりはピーラーで削いだものをまるめて遊び心を加えてみました。

具材の色味がいつもより際立ち、緑と黄色だけのシンプルなサラダが、目で見てうれしいサラダになります。


硝子で包んだブーケのようなサラダ

最後にご紹介するのが、楽なのに見栄えがよいワイングラスのサラダ。


Common ワイングラス 215ml。手にフィットする持ちやすさがポイント。

キャンディタイプのチーズと、ミニトマトをワイングラスに入れて完成です。まるで硝子でラッピングされたブーケのような仕上がりに、編集部員のテンションも上がりました。

Commonのワイングラスは丈夫でステム(脚)の部分もどっしりとしたつくり。安定感があるので、ドリンクを注ぐ以外に、こうした使い方もできます。

このサラダはチーズの塩気があるのでドレッシングいらずでおいしいですが、オリーブオイルと塩でシンプルに味付けするのもおすすめ。バジルなどハーブの入った塩をかけてあげると、なんちゃってカプレーゼ風にも。

親しい友だちとのホームパーティーなどでも、テーブルを彩ってくれます。


器の使い方ひとつで、魔法をかけて。

今回つくったサラダは、どれもつくり方は簡単です。火も使いません。ただちょっと器をコーディネートしただけ。それだけで、ちょっとうれしい一品に感じられます。

みなさんがつくっているサラダは、どんな風に盛り付けてますか? どんな容器に盛っても味は同じはずなのに、「これだ」と思う器を使うと、心がうるおう気がしてくるから不思議です。お気に入りの器に乗せるだけで、いつものサラダが魔法にかかるかもしれません。

この記事を書いた人
Hasami Life 編集部