食欲全開。秋の食卓を彩るうつわ
実りの秋、食欲の秋。9月に入り、さまざまな食材が旬を迎えています。
波佐見町内のショップ・ギャラリー『ÔYANE(オーヤネ)』では、2024年9月12日から「Harvest Season 〜味覚の秋、収穫の季節〜」と題した企画展が開催中。
今回の企画展は、9月から11月の末まで続く予定です。
食物の旬の移り変わりに合わせて、焼物皿、オーブンウェア、鍋など、ショップに並ぶうつわも少しずつ入れ替わりますよ。
「このお皿でたくさん食べたい!」
そんな気持ちになるうつわがたくさん。こちらの特集では、展示の一部を、うつわ選びのポイントとともにご紹介します。
入ってすぐに出会うのは、サンマ皿。サンマが一本丸ごとのせられるうつわです。
近年はなかなかお目にかかれなかったサンマも、今年は漁獲量が回復し、秋の味覚として楽しめそうです。お皿もしっかり準備して、いざ。
お次は「廻り花」のプレート。リムの呉須で描かれた大胆な花の文様が、中心に盛り付けたお料理を強調します。
ループする絵柄には、途切れることのない、永遠の繁栄への願いが込められています。モチーフからも豊穣が連想されて、秋にぴったりのうつわです。
卵料理やパスタ、カルパッチョなども映えそう。
今回のメインのテーブルセッティングはこちら。
ガラスのテーブルに、秋色の落ち着いた焼きものと竹の小物がコーディネートされています。
うつわ単体での盛り付けのイメージができないときは、ご自宅のダイニングテーブルの色や素材、カトラリーやランチョンマットとの組み合わせにヒントがあるかも!
陶磁器を軸としながらも、異なる素材を取り入れてコーディネートしてみると、雰囲気が変わって見えますよ。
こちらは小さめのテーブルセッティング。
シンプルなプレートと、深めのオーバルのうつわが登場です。どんな場面にもばっちり合う、飴釉や織部釉、黄地釉などの色味は、食卓のレギュラー入り間違いなし。
箸置きなど小物も充実しています。落ち葉と松葉箒をセットでいかが?
こちらは木や竹製で食卓のアクセントやインテリアにも。
ほかにも、陶磁器の栗やかぼちゃの箸置き、柿や柚子の薬味入れなどもありますよ!
また、秋は栗やお芋を使ったお菓子も食べたい季節。
こちらの急須セットでおいしいお茶を淹れましょう。
形が丸くて深いので、急須の中でよい対流が生まれるとともに、お茶の葉がよく開くのだそう。口は細く、抽出されたお茶の一番おいしい部分を注ぐことができますよ。
甘いものが好きな方は、ぜひお茶にもこだわってみては?
こちらは一点もののカップ。チタン釉で生まれた個体差と、和紙のようなテクスチャが印象的なうつわです。赤とオレンジの柄は、色づく紅葉のような色合い。
秋の夜長に、少し涼しくなってきた風を感じながら焼酎でも……こだわり派のあなたに、おすすめします。
そしてやっぱり、秋は新米!
Hasami Lifeでも、たくさんの「飯碗」をご用意しています。
新しいお茶碗を用意して、ぴかぴかの新米を食べましょう。
今回は、企画展の内容を中心に、秋のうつわ選びのポイントをご紹介しました。
気になるうつわはあったでしょうか?
食欲の秋。移ろう季節を味わいながら、食が進むお皿を揃えたいですね。
「実際に手に取ってみたい」と思った方は、ぜひÔYANEの展示も見に来てくださいね。