使いやすい“和定食のうつわ”

使いやすい“和定食のうつわ”

2020.02.21

温かいご飯とみそ汁、そして器にのった少しのおかずがあれば、簡単に定食を作ることができます。器選びのコツを掴み、気軽に和定食を楽しんでみませんか?

 

ぬくもりのある陶器を使ってみよう。

ホカホカのご飯は白化粧 飯碗に。生地に白化粧土を施し、釉薬を掛けて仕上げる陶器です。磁器に比べて陶器は保温性があるので、ご飯茶碗にもってこいの素材ですよ。柔らかい印象の陶器(土もの)が入るだけで、ぬくもりを感じる組み合わせに仕上がります。

白化粧 飯碗。口縁に薄くかけた白化粧の風合いは、白化粧シリーズの魅力の一つです。

長角皿は万能選手!

飯碗と汁椀が丸型なら、メインの器は長角皿(長方形)でバランスを取ります。白磁市松ハーフプレートは、小付や豆皿をのせて使うこともできます。手彫りの彫刻模様は、さり気ないので和食や洋食に限らず、デザートなど様々な使い方ができる器です。

情熱の千鳥足CARNE(カルネ)小野貴史さんによる盛り付け。デザートを左右に分け、溶けやすいアイスクリームには、豆皿を使用しています。

日本料理イムリの井上英利さんによる盛り付け。余白の使い方が参考になりますね。
※833スタジオで開催している食事会「旬のコース料理」による盛り付け例です。

小さな器に大きな魅力!

珍味をのせるための器「小付」ですが、ここでは、和え物を盛り付けました。お浸しなどの汁気のある料理は小付を使うととても便利です。小付には丸型以外の形も多いので、形から選ぶのも面白いですよ。

十草蘭 六方花小付。六枚の花びらの形がモチーフの深みのある小さな器です。
この記事を書いた人
Hasami Life編集部