ひとつは欲しい、波佐見焼の白いうつわ
誰もがきっと一枚は持っている白いうつわ。オーソドックスな食器は様々な料理に合わせやすく、頼りになる万能選手ですよね。
ひとことで「白」と言っても、色や質感はさまざま。Hasami Life で取り扱っている波佐見焼もブランドによって少しずつ色や厚みなどが違います。万人受けする白いうつわだからこそ、意外とお気に入りが見つけにくい、なんてことはありませんか?
そこで今回は、Hasami Life で取り扱っている白いうつわを、プレートに絞って紹介していきます。写真の左上から時計回りに、①「agasuke」プレート<22cm>、②「Common」プレート210mm、③「はふり」長角皿(梅・白)、④「彫刻紋」〈白磁〉 丸皿 中/角皿 中、⑤「白化粧」7寸皿です。
サイズ感が分かりやすいように、直径21〜22cm(「はふり」のみ長角皿のため25cm)を集めました。ここからはブランドごとに厚みや質感を詳しく見ていきます。同じフルーツを盛り付けているので雰囲気の違いもご覧くださいね。
① 美しく上品な印象の「agasuke」
「アガスケ」とは、「格好つけ」などを意味する東北の方言。その皮肉めいた名称とは裏腹に、繊細な手仕事が施されています。
プレートのサイズは22cmのほか、さらに大きい32cm、深さのあるスーププレート(直径28.5cm)があります。
リムの部分は成型した生地をさらに削ることで作り出される独特な曲線とヘアラインのような細やかな質感が特徴です。うつわの中心部分は少し青みがかって光沢があり、ツルツルしています。
② シリーズで揃えたい「Common」
“Common”は、国籍やスタイルの垣根を超え、時代にも左右されないテーブルウェアを追求したブランド。どんなシーンもカバーしてくれるベーシックなデザインは、より長くつきあっていただけるテーブルウェアです。
「Common」はプレートとオーバルプレートだけでも90〜350㎜までの13種類とサイズも種類も豊富なので、シリーズで揃えるのもおすすめ!
90㎜は醤油皿として、120〜190㎜は取皿として最適です。
③ 特別な日や贈り物にもうれしい「はふり」
レリーフのように浮き出た釉薬の大柄、スクエアフォルムの器は、品性と愛嬌を兼ね備えた佇まい。また、悪運を払う銘“はふり”と運気を呼び込む縁起柄“松竹梅”は、贈り物に最適です。
④ 手彫りが美しい「彫刻紋」
素焼前の生地を熟練の技術によって削り出した繊細な紋様は美しく、テーブルに置くだけで絵になります。また、彫りの圧によって、一つひとつ微妙に異なるのもポイント。それぞれ使うカンナも削り方も異なります。
⑤ 土の温かみが特徴の「白化粧」
落ち着いた白さと柔らかな質感が特徴の粉引のうつわ。その名の通り、生地に白化粧土を施し、釉薬を掛けて仕上げます。さりげない土見せ部分の風合いも魅力の一つです。
※陶器や化粧土は吸水性が高いため、使用していく過程でシミができる場合があります。
同じものを盛り付けたからこそ、それぞれのうつわの特徴が分かると思います。是非お気に入りの真っ白な波佐見焼のうつわを見つけて盛り付けてみてください。