HOME よみもの 器と技 ひとつは欲しい、波佐見焼の白いうつわ 2022.11.11 ひとつは欲しい、波佐見焼の白いうつわ by Hasami Life 編集部 誰もがきっと一枚は持っている白いうつわ。オーソドックスな食器は様々な料理に合わせやすく、頼りになる万能選手ですよね。 ひとことで「白」と言っても、色や質感はさまざま。Hasami Life で取り扱っている波佐見焼もブランドによって少しずつ色や厚みなどが違います。万人受けする白いうつわだからこそ、意外とお気に入りが見つけにくい、なんてことはありませんか? そこで今回は、Hasami Life で取り扱っている白いうつわを、プレートに絞って紹介していきます。写真の左上から時計回りに、①「agasuke」プレート<22cm>、②「Common」プレート210mm、③「はふり」長角皿(梅・白)、④「彫刻紋」〈白磁〉 丸皿 中/角皿 中、⑤「白化粧」7寸皿です。 サイズ感が分かりやすいように、直径21〜22cm(「はふり」のみ長角皿のため25cm)を集めました。ここからはブランドごとに厚みや質感を詳しく見ていきます。同じフルーツを盛り付けているので雰囲気の違いもご覧くださいね。 ① 美しく上品な印象の「agasuke」 「アガスケ」とは、「格好つけ」などを意味する東北の方言。その皮肉めいた名称とは裏腹に、繊細な手仕事が施されています。 プレートのサイズは22cmのほか、さらに大きい32cm、深さのあるスーププレート(直径28.5cm)があります。 リムの部分は成型した生地をさらに削ることで作り出される独特な曲線とヘアラインのような細やかな質感が特徴です。うつわの中心部分は少し青みがかって光沢があり、ツルツルしています。 横から見ても縁が薄くスタイリッシュに見える。 リムが大きいので、盛り付けたものが美しく見え余白が生まれる。 agasuke プレート ¥3,520(税込)~ 詳しく見る ② シリーズで揃えたい「Common」 “Common”は、国籍やスタイルの垣根を超え、時代にも左右されないテーブルウェアを追求したブランド。どんなシーンもカバーしてくれるベーシックなデザインは、より長くつきあっていただけるテーブルウェアです。 「Common」はプレートとオーバルプレートだけでも90〜350㎜までの13種類とサイズも種類も豊富なので、シリーズで揃えるのもおすすめ! 90㎜は醤油皿として、120〜190㎜は取皿として最適です。 光沢があり、全体的に丸みを帯びたデザイン。高台から縁までが短いので持ちやすい。 リムがないので、スペースを大きく使って盛り付けられる。 Commonシリーズのサイズ感などを詳しく知りたい方は「ずっと暮らしのベーシック!波佐見焼“Common”大特集」をご覧ください! Common プレート ¥660(税込)~ 詳しく見る ③ 特別な日や贈り物にもうれしい「はふり」 レリーフのように浮き出た釉薬の大柄、スクエアフォルムの器は、品性と愛嬌を兼ね備えた佇まい。また、悪運を払う銘“はふり”と運気を呼び込む縁起柄“松竹梅”は、贈り物に最適です。 高台がなくフラットなので重ねた時にかさばらない。角に丸みがあので、手になじんで持ちやすい。 浮き出るような白だけの柄がほどよいアクセントになっている。 「花咲くうつわをテーブルに」では色違いの梅の柄も紹介しています。 はふり プレート ¥990(税込)~ 詳しく見る ④ 手彫りが美しい「彫刻紋」 素焼前の生地を熟練の技術によって削り出した繊細な紋様は美しく、テーブルに置くだけで絵になります。また、彫りの圧によって、一つひとつ微妙に異なるのもポイント。それぞれ使うカンナも削り方も異なります。 【丸皿 中】近くで見ると彫られた部分の陰影が美しい。縁に高さはあるが高台がないため、かさばらない。 【角皿 中】真っすぐに彫られた線が美しい。 角皿は種類も豊富でサイズ違いの皿を重ねて使用することもでき、いろいろな組み合わせが楽しめる。 同じ直径サイズの丸皿よりも角皿のほうが量を多く盛り付けられる。縁が立ち上がっているので手で皿を固定しやすい。パスタなどを盛り付けるのもおすすめ。 ほかにもカンナで削られた「彫刻紋」の器については「窯元探訪【一真窯】眞崎善太さん vol.3」で紹介しています。 彫刻紋 プレート ¥1,870(税込)~ 詳しく見る ⑤ 土の温かみが特徴の「白化粧」 落ち着いた白さと柔らかな質感が特徴の粉引のうつわ。その名の通り、生地に白化粧土を施し、釉薬を掛けて仕上げます。さりげない土見せ部分の風合いも魅力の一つです。 ほかのプレートと比べるとやや深さがあり、多少なら汁気のあるものも盛り付けられる 陶器ならではの、ぽってりとした質感。冬場にはホットサラダを盛り付けるのも◎ 「窯元探訪【筒山太一窯】福田太一さん vol.19」では白化粧の魅力をご紹介! 白化粧 プレート ¥3,740(税込)~ 詳しく見る ※陶器や化粧土は吸水性が高いため、使用していく過程でシミができる場合があります。 同じものを盛り付けたからこそ、それぞれのうつわの特徴が分かると思います。是非お気に入りの真っ白な波佐見焼のうつわを見つけて盛り付けてみてください。 agasuke プレート〈22cm〉 ¥3,520 プレート 120mm ¥660 オーバルプレート 230mm ¥2,420 はふり 長角皿 ¥1,760 彫刻紋〈白磁〉角皿 中 ¥4,070 彫刻紋〈白磁〉丸皿 中 ¥4,070 白化粧 7号皿 ¥3,740 Tweet 前の記事へ 一覧へ戻る 次の記事へ Hasami Life 編集部 この記事を書いた人 Hasami Life 編集部 関連記事 2023.09.16 【開催中】Autumn Fair in OYANE 〜秋の味覚をたのしむ波佐見焼〜 現在、波佐見町の陶磁器ショップ『ÔYANE(オーヤネ)』では、Autumn Fairを開催中。「秋の味覚をたのしむ器」をテーマに多くの波佐見焼を集めました。Hasami LIfeでは、一部商品を期間限定で販売スタートです。 2023.09.08 【波佐見焼】最新人気ランキング(2023.8.1~8.31) 2023年8月の『Hasami Life人気波佐見焼ベスト5』を紹介します。今月はシンプルだけど使いやすいアイテムが多数ランクインしています。 2023.09.01 【新入荷】美しい白磁と繊細な手描きで人気の波佐見焼「枝小鳥」 筆跡が見える手描き。余白を活かしきった程よい彩色。都内のセレクトショップでも大変人気の波佐見焼「枝小鳥」がHasami Lifeに登場! こちらの器をつくる窯元『陶房青』さんのヒストリーとともにお届けします。
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