波佐見焼で彩る、平日かんたん晩ごはん
「今晩、なにを食べようかな?」
晩ごはんの時間が近づくと、ワクワクすることもあれば、つかれている日は「正直、しんどい」と思うことも多いのではないでしょうか? ましてや家族がいる方にとっての毎日のごはん作りは、避けては通れない大きなテーマですよね。 “料理を作る”という行動そのものより、“献立を考える”ということがおっくうだという声もよく聞きます。
献立に悩む理由のひとつは、選択肢がありすぎるから。スーパーへ行けば、たくさんの食材が並んでいて選びたい放題。選ぶためには頭を使って考える必要があるから、料理をする前にどっとつかれてしまいます。仕事帰りであれば、なおさらです。
そこで献立に悩むみなさんにぜひチェックしてほしい本を紹介します。その名も『ワンパターン買いが平日晩ごはんをラクにする。』(学研プラス刊)
この本がおすすめする方法は、食材を「まとめ買い」すること。そうすれば、スーパーへ行く回数も減るし、余計な買いものも減ります。
そうは言っても、どうまとめ買いしていいか、わからないのが現状ではないでしょうか?
そんなときは、肉、魚、野菜などの項目ごとに買う食材の数を決めうちしてみます。つまり、買いものを「ワンパターン化」することで、スーパーへ行ってから悩まない上に自然と栄養バランスもととのうという、一石二鳥の仕組みになっているのです。
たとえ、ワンパターンの買いものだとしても、材料の組み合わせ次第で出来上がる料理は無限。はじめは本のメニューを参考に。「慣れてくれば、食材を臨機応変に組み合わせて料理ができるようにきっとなりますよ」と料理研究家の星野奈々子さんは話します。
Hasami Life編集部にも、ときどき器選びの悩みが寄せられます。「器ってどうやって組み合わせたらいいの?」「便利な器の形はある?」「初めに買い揃えるなら、どの器がおすすめ?」などなど。なんだか、献立のお悩みと似ていませんか? 器も決まった数の中で臨機応変に組み合わせ、バラエティ豊かに見せられたらうれしいですよね。
そこで今回はHasami Life編集部が選んだ8種類の波佐見焼を使い回し、『ワンパターン買いが平日晩ごはんをラクにする。』のレシピを参考にして、5日間分の晩ごはんを作ってみることにしました。
どの器も5日間で必ず2回以上使うと決め、とにかく「使い回しやすい」と思う器を厳選しました。月曜日から順番に、器と献立を一緒にご紹介していきますね。
※商品詳細は、一番下までスクロールしてご確認ください。
【月曜日のメニュー】
和風おろしハンバーグ
春菊と白菜のキムチ和え
白菜と落とし卵のみそ汁
メインの大きな皿、茶碗、汁椀が丸い形なので、四角い器をプラスしてバランスをとりました。実は、この四角い器はオーブン調理用に作られたものなのですが、小鉢としてもとっても優秀なんですよ。
【火曜日のメニュー】
さばの竜田揚げ ねぎソース
春菊とひじきのおろし和えサラダ
豚肉とプチトマトとわかめのスープ
さばの竜田揚げを盛り付けた波佐見焼はオーブン調理用に作られたものですが、揚げものを盛り付けたっていいですよね! 落ち着いたブラウンなら、どんな料理にも合いますよ。ぽってり厚手なのも存在感◎。
【水曜日のメニュー】
豚肉とかぼちゃのしょうが焼き丼
ブロッコリーとしめじの塩昆布和え
じゃがいもとコーンのみそ汁
オーバルの器は持っておくと、とーーーっても便利です。今回は2人分のおかずを盛り付け、取り分けて食べるイメージで使用しました。木曜日の献立では、メインディッシュの器として活躍するので、お楽しみに。
【木曜日のメニュー】
鶏肉と大豆のトマト煮
にんじんとベーコンの梅みりん和え
かぼちゃとコーンのホットサラダ
月曜日のメインディッシュに使用した柄付き皿に、副菜2点を合い盛り。取り皿が必要な場合は、月曜日に小鉢として使用した四角い器や、火曜日に副菜を盛り付けた丸皿がおすすめです。
【金曜日のメニュー】
たらとじゃがいもと白菜のグラタン
大根とベーコンのマリネ
ブロッコリーとツナとにんじんのスープ
1週間の終わりは、あつあつのグラタンが主役の献立。シンプルな色合いの器の中に柄つきの取り皿が入ると、食卓がとっても華やぎますよね。
いかがでしょうか? 決められた器だけでも、意外と使い回せるものですよね。盛り付ける料理が変われば、器の雰囲気がガラリと変わりますし、器の選び方も使い方も、とにかくあなたの自由です。波佐見焼のパワーで、毎日のごはん時間が少しでも楽しくなりますように。