世界中の「小さいもの」があつまったアクセサリーショップ『hinacoya』が西の原にOPEN!

世界中の「小さいもの」があつまったアクセサリーショップ『hinacoya』が西の原にOPEN!

2025.12.12

波佐見町の人気スポット「西の原」。
江戸時代から続く窯元が営んでいた製陶所「福幸製陶所」の跡地をリノベーションして造られた複合施設です。

絵付け場跡を活かした生活道具の店「HANAわくすい」やカフェレストラン「monné legui mooks(モンネ・ルギ・ムック)」など9店舗がたちならび、波佐見町を代表する観光スポットとしてにぎわっています。

来年で開業20周年を迎える西の原に、この冬、10店舗目となる新スポット『hinacoya(ヒナコヤ)』がオープンしました。

『hinacoya』は「小さいもの」がコンセプトの小物・カスタムアクセサリーショップです。

福岡市薬院に店舗を持つアクセサリーパーツショップ『Dua(ドゥア)』さんが監修を務めました。

2025年12月1日に誕生したばかりのニュースポット。
今回は『hinacoya』の魅力をたっぷりとご紹介します!

「かわいい」がつまった小空間


hinacoyaはボルダリング施設「833WALL」と「南創庫」の間にあります。

まず目を引くのは、その外観。
倉庫に保管されていた扉やレトロガラス窓、鳥や草花が彫りこまれた欄間(らんま)を組み合わせて造られています。

中に入ると、そこにはきらきら光るビーズやアクセサリーがずらり。
1,500種類を超えるアイテムが、小さな空間にぎゅっと詰まっています。

商品ラインナップは取材時のもの。今後入れ替わる可能性があります。

イヤリングや指輪などのアクセサリーだけでなく、ボタンやビーズなどのアクセサリーパーツ、インテリア雑貨などを購入することができますよ。

インド刺繍リボンは50cm単位で購入可能。

購入するときは、ほしいパーツが入った箱ごと、直接レジまで持っていくというスタイル。

やきものがアクセサリーに! 波佐見町ならではのオリジナル磁器チャーム

なかでも注目したいのは、波佐見焼でできたオリジナルの磁器チャームです。

「この場所でお店を始める意味を大切にしながら、考えをめぐらせてきました。
西の原でなにか目玉となる商品を生み出したいと思い、磁器チャームをつくることをご提案したんです」と、株式会社Duaのオーナー小田原みゆ紀さん。

磁器チャームの試作を重ねる中で、磁器の持つ魅力と可能性をこれまで以上に強く感じるようになりました。

「この取り組みを通して、hinacoyaから発信できる新しいブランドを育てていけたら」

王道の白磁と上品な青磁の2色展開。ころんと丸いアルファベットパーツで、触ってみると、文字の部分が盛り上がっているのがわかります。

波佐見焼の窯元・高山で制作。青磁は文字の凹凸がよりわかりやすい。

左が白磁、右が青磁。下段はチャームの裏面。hinacoyaの「h」のスタンプが押されている。

編集部も挑戦! 世界にひとつだけのアクセサリーづくり

hinacoyaでは、好きなパーツを選んで、アクセサリーをセミオーダーすることができるんです。

作れるのは、ブレスレットとネックレスの2タイプ。
お好きなビーズやアクセサリーパーツを選んで、組み立てはスタッフにお任せ。
「ビーズもチャームも可愛いけれど、細かい作業は苦手……」という方も、安心ですね。

ネックレスやブレスレットも数種類ずつあり、かわいらしいものからモード系までさまざま。
実際に手で触れて、サイズ感や質感を確かめられるのも、嬉しいポイントです。

パーツの入った小皿は、よく見るとCommonプレート90mm。こんな使い方もできちゃうんです。

 

Hasami Life編集部もアクセサリーをオーダーしてみましたよ!
今回はブレスレットに5つのパーツを組み合わせるコースを選びました。

まずは、磁器パーツ。白磁にするか、青磁にするか悩ましいところです。今回は、寒色系のアイテムと組み合わせようと思って、青磁を選びました。

トレイの上に並べてみて、できあがりを想像してみます。
ちょこんと座るうさぎや犬のユニークなチャームはインパクト大。

選び終えたら、あとはスタッフにお任せ。

混み具合にもよりますが、30分〜1時間ほどで完成します。
その間、西の原でお買い物をしたり、お茶をしてのんびりしたりするのもいいですね。

完成するとこんな感じ。編集部やまぐちは「Y」の磁器パーツを選んでみました!

小さな『hinacoya』から大きな世界へ!

『hinacoya』は、初期構想時に出ていた、波佐見町のお土産として持ち帰りやすい「小物屋」というイメージと、波佐見町の若手作家(=ヒナ)がhinacoyaから巣立っていくことの2つの意味に由来します。

店内には、波佐見焼の窯元で絵付け職人やデザイナーとして働きながら、創作活動も行っている若手作家の作品も並んでいますよ。

繊細な筆致と、現代的な絵柄がマッチした小皿。

くりくりとした目が可愛らしい風鈴が揺れる。

 

波佐見焼の伝統や技法を踏襲しつつ、若い感性が生かされた作品たち。

世界中から取り寄せられたアクセサリーパーツと、波佐見町で新たに生まれた磁器チャーム。

いろんなルーツをもつ「小さいもの」が集ったこの場所から、だれかの目にとまり、やがて新しいどこかへ旅立っていく――。

『hinacoya』は、いつのまにか大きな世界へひらいていく、小さな入口なのかもしれません。

来年20周年を控え、ますます目が離せない「西の原」。
もともとの良さはそのままに、新しい風も吹いていますよ!

みなさまもぜひ、遊びに来てくださいね!

hinacoya

営業時間
11:00〜18:00
セミオーダー受付時間
11:00~17:45
定休日
水曜日
住所
〒859-3701 長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2187-4 西の原エリア内
Instagram(hinacoya)
@hinacoya_official ※お問い合わせはDMにて。(平日のみ対応)
Instagram(西の原)
@hasami_nishinohara
監修・プロデュース
株式会社Dua(ドゥア)


Hasami Lifeからのお知らせ

2025年12月10日、Hasami Lifeは6周年を迎えました。
日頃からHasami Lifeをご愛顧いただくみなさまへの感謝の気持ちを込めて、プレゼントキャンペーンを開催中です。

編集部員すぎたとやまぐちがそれぞれの思いとこだわりを込めて選んだ器をプレゼントいたします!
くわしくは、プレゼントキャンペーンに関する投稿をご覧ください。

〈応募方法〉

①Hasami LifeのInstagramをフォロー
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上記①~③のすべてで応募完了です

応募期間:2025年12月3日(水)~2026年1月5日(月)

編集部へのメッセージでは、今後読みたい企画や「よみもの」のご感想など、なんでもお待ちしています。

当選者発表は後日ライブ配信にて実施予定です。お楽しみに!


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この記事を書いた人
Hasami Life 編集部(やまぐち)
小さくて可愛いものに目がないので、取材中もニコニコが止まりませんでした! 次は白磁の磁器チャームでネックレスを作りたいです。