陶器まつり2025終了! 取材レポ&まだまだお楽しみも

陶器まつり2025終了! 取材レポ&まだまだお楽しみも

2025.05.09

4月29日(火)から5月5日(月)まで、7日間にわたって開催された『波佐見陶器まつり2025』が終了しました。

今年の来場者は、公式の発表によると26万人とのこと。
編集部の体感としても、3日間の平日も含め、会場がとても多くの方で賑わっていたように思います。

なにより、今年はすべての日程で雨が降ることなく、終始気持ちの良い天気でした。
なかには日差しが強くて暑い日もありましたが、雨の中で両手に重い器を持っておかいものをしなくて済んだのは、うれしかったですよね。

今年も来場者の方にお話を伺うと、大分や福岡といった九州各地からはもちろん、なんと、東京や茨城といった関東圏からいらっしゃった方もいましたよ(「もっと遠くから来た」という方もいれば教えてくださいねー!)。

連休のお出かけ先に波佐見町を選んでくださりありがとうございました。

さて、今回の更新では、そんな波佐見陶器まつりのレポ-トを改めてお届けします。
今年は来られなかった方、今から来年の開催が楽しみな方、どうぞご覧ください!


大盛り上がりのメイン会場

約150ものブースが並んだのは、やきもの公園内のメイン会場。
初日や後半の連休には、通路を通り抜けできなくなるほどの大賑わいとなっていました。

各商社や窯元にはファンがついていることも多く、「まずはお目当てのブースに一直線!」 という方も。

ブースごとに特色のある器や工夫された什器での陳列に、見ているだけでわくわく。スタンダードな白磁に呉須の染付、やっぱりいいですね。

今回の陶器まつり限定のアイテムを販売しているところもありました。特別感があって、手に入れたくなりますね。

鮮やかなトルコブルーが目を引くのは「菊祥陶器」。アイテムの多さと、器の軽さにびっくりでした。

こちらは「翔芳窯」。カラフルな器や、職人の手仕事が際立つイッチン描きの器が壮観。
まだまだたくさん、素敵な波佐見焼たちが並んでいました。

みなさまは「これだ!」と思える運命の器に出会えたでしょうか?
よろしければぜひ、イチオシの波佐見焼を教えてくださいね。


個性たっぷり、各社で運営するサテライト会場

この時期はやきもの公園だけでなく、町内にあるショップや会社も陶器まつり仕様になるところが多いです。
編集部の訪れたサテライト会場もいくつかご紹介します。

人気の「HASAMI PORCELAIN」の販売会場である「西の原」。日替わりのマルシェなどもあり、おしゃれに楽しめるスポットとなっていました。

マルヒロ」のガレージセールも大人気。限定カラーの器をゲットすべく、編集部も整理券をもらって入場しました。朝早くから会場に訪れるファンの多さに驚きました。

伝習館」による出張ワークショップにも挑戦。和紙染めでの絵付けは難しくも、なかなかいい味が出たのでは? 焼き上がりが楽しみです。

メイン会場でも長蛇の列ができていた「natural69」の、本社の会場。日常使いしやすい、かわいらしい器がたくさん。プチマルシェもあり賑わっていました。

アンティーク風の器など、味のあるおしゃれなアイテムの揃う「藍染窯」でも、FACTORY MARKETが開催。編集部イチオシは新登場のこちらの箸置きたち。

Ô YANE」では、トレードマークの大きな白い屋根に幕が張られ、お祭りらしいテントに。陶器まつりは終わりましたが、Hasami Lifeとコラボした企画展が5/31まで開催中。ぜひ訪れてみて。


おとなり、有田陶器市も。

今年は佐賀県の有田町で行われていた「有田陶器市」にも行ってきました!
歴史上、波佐見と深いつながりのある産地ですが、趣の異なる魅力がありました。

リストバンドを購入すると、やきもの公園と有田の会場間をバスで往復できます。

赤いシャトルバスに乗り、いざ出発。

バスを降りてすこし歩くと、「有田駅前 やきもの散歩道」の横断幕がお出迎え。

公園内の店舗にブースがぎゅぎゅっと集合している波佐見会場とは異なり、有田は約4kmにもおよぶ町並みを歩きながらお店を見ていくスタイル。
端から端までを往復すると、けっこう体力を使います。とにかく歩きやすい服装が大事!

来場者の数はかなり多いものの、会場内で分散しているため器は見やすく、買いやすい印象。行く前に、チェックしたいお店をある程度決めておくか、一日中たっぷり時間を使えるようにスケジュールをあけておくと、しっかり楽しめそう。

伝統と格式のある洗練された器に、古きよき建物。歩いているだけでも癒やされます。

作家さんによる出店も多く、あこがれの器をじっさいに手にとるチャンス。陶器市ではまとめて見ることができるのがうれしいですよね。

studio wani」さんなど、波佐見からの出店もみられました。編集部も一点ものの器をゲット。

以上、器好きならばぜひとも“はしご”したい、有田会場のようすをお届けしました。


おなかを満たす陶器まつりグルメ

器探しをしていると、あっという間にお昼の時間。15時ごろにはおやつも食べたいですよね。
今年の陶器まつりでも、焼きものだけでなく、食べものの販売もたくさんありました。

先ほどご紹介した有田陶器市でも多くのフードがありましたが、ここでは波佐見陶器まつりで味わえるメニューをご紹介します。

来年は内容が変更となる可能性がありますが、ぜひ参考にしてみて。

西の原の、サクサクコロッケとミンチカツ。荷物が多くてもさくっと食べられるワンハンドフードはうれしいですよね。

第二会場である「波佐見有田インター」にも、日替わりでキッチンカーが来ていました。フードもおかいものものんびり楽しめる空間。

ちょっと座ってうどんを一杯。疲れた身体にだしが沁みる……!

西の原の人気飲食店「monne legui mooks(モンネルギムック)」の味を、お祭りでも。編集部も大好きなお店です。

やきもの公園内にある「Arbre-monde(アルブルモンド)」のフラッペや、野菜たっぷりの自家製サンドイッチも絶品!

晴れた日には「ZOE L'Atelier de Poterie(ゾエ ラトリエ・ドゥ・ポトゥリー)」のドリンクがマスト。今年は陶器のタンブラーが持ち帰れるフラッペもありました!

波佐見の本格インドカリー屋さん「UnDo」の限定メニュー「パウバジ」。スパイシーでバターのきいた野菜カレーをパンにつけていただくと、たっぷりのうまみと辛さで元気がみなぎる!

ほかにも、会場内にはたくさんの屋台が並んでいます。
グルメなあなた、来年はお目当てのフードも事前に要チェックですよー!

今回は、大盛況のうちに幕を閉じた「波佐見陶器まつり2025」のレポートをお届けしました。
Instagramのハイライトでは、当日の様子をまとめていますので、そちらもあわせてチェックしてみてくださいね!


また、5月3日には、編集部ふたりでのライブ配信を予定していたのですが、混雑により電波がつながらず、断念する事態に。
現地からの配信を楽しみにしていてくださった方、ごめんなさい……!

今後、録画したものを改めて配信予定ですので、どうぞご覧ください。


【5/16~】Hasami Lifeでのオンラインイベントも!

町全体での陶器まつりは閉幕となりましたが、このあと、5月16日からはHasami Lifeでのオンラインイベント『アフター陶器まつり』を開催予定です。

ささやかではありますが、いくつかのB品の販売や掘り出しものの限定入荷、お得なクーポンの配布を予定していますよ。
追加商品のラインナップは順次お知らせ予定です。

また、クーポンはLINEでの配布を予定しています。こちらから「友だち追加」をして、キャンペーンのスタートをお待ちくださいね。


今年は陶器まつりに行くことができなかった方にも、オンラインでのおかいものを楽しんでいただけますように!


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この記事を書いた人
Hasami Life 編集部