波佐見の、体験する旅

波佐見の、体験する旅

2024.07.26

旅の醍醐味といえば、何を思い浮かべますか?

おいしいものを食べて、きれいな景色を眺め、ゆったりと温泉に浸かる……。
そんなまったり旅もいいものです。

でも、それだけじゃあ物足りない。もっとあれこれアクティブに旅を楽しみたい。
そんな方へ、今回は「体験する旅」をお届け。

波佐見町の体験情報をまとめたサイト「とうのう」から、常時受け入れをしている4つのプログラムを実際に体験・レポートします!

「今度の連休、何しようかな?」「 夏の長期休暇はどこへ行こうかな?」と考えているみなさん。波佐見町って、じつはいろいろな体験ができるんですよ。

こちらの記事で紹介しているプログラムをすべて体験された方へ、期間限定のプレゼントもご用意しています。気づけば大ボリュームのレポートになってしまいましたが、ぜひ最後までご覧ください!



見どころ満載の工場見学ツアー

焼きもののまちとして知られる波佐見町。まちなかを歩いていると、右に窯元の煙突、左に型屋さんの看板、その隣にはショップなど、焼きもの関連の建物がどこまでも続いています。

ショップならお買いものを楽しめても、工房は外から眺めることしかできない……。そんなふうに思っていませんか?

もちろん、いきなり突撃するのは望ましくないですが、意外と見学可能な工房はあるものです。買いものをしていたら話が盛り上がって、そのままなかを見せていただけることもありますし、常時見学の受け入れをしている会社もあります。

今回まず訪ねたのは、株式会社高山。2021年12月に西海陶器株式会社とのM&Aを経て、新しい窯元のあり方を今まさにつくっている最中の会社です。

代表の小林善輝さん自ら、工場のなかを案内してくれました。

階段をのぼって、2階へ。

まずは波佐見焼がどんなふうにつくられていくのか、一連の流れを映像で見せてもらいます。

2階は絵付けの作業場になっていて、機械やサンテナ(焼きものを運搬・収納する際に使用する樹脂製のコンテナ)に囲まれながら、職人さんたちが黙々と作業中。

高山では、「パット印刷」と呼ばれる機械式の絵付けが中心。お餅のようなパットにインクをつけ、スタンプの要領で次々と絵付けをしていきます。

この機械のおかげで、一日に数百個もの商品に絵付けできるそう。

撥水剤をスタンプすることで、生地と釉薬の質感をあわせ持つ器ができたり。

特殊なパットで、湯呑みや丼の外面にも絵付けをしたり。

機械ではむずかしい線描きや塗り残しなどは、人の手を加えたり。

実際に現場を見てみると、何気なく手に取る焼きものも、一つひとつ工夫を凝らしてつくられていることがわかります。

これらの絵付け用の版は、パソコン上でつくるものも増えていますが、繊細な絵柄はいまだに手描きなのだそう。絵付け場の片隅では、高山で唯一の手描き職人さんがペンを走らせている姿も見ることができました。

ちなみに… パットって、触ることはできますか?

ダメもとで尋ねると、「いいですよ」と小林さん。やった! どんな感触か、気になっていたんです。

ずらりとパットが並ぶ棚を前に、いざ。

やわらかい。けれども、思ったより弾力があります。印刷時に「ぶにょん」と変形するさまから、もっとやわらかいのかと思っていました。

映像などでつくり方や歴史を学ぶことはできても、こうした感触や現場の音、匂いや雰囲気は、実際に訪ねてみないことにはわかりません。五感を通じて、新しいことを知る。それもまた、旅の醍醐味のひとつだと思います。

※当然ながら、工場には触っていいもの・ダメなものがあるので、必ず担当の方に確認をとってから触れてみてくださいね。

続いて1階へ。ここでは検品や釉がけが行われています。

こちらは、不思議な形をした釉薬をかける道具。

釉薬とは、やきものの表面をおおっているガラス質の膜になる液体のこと。釉薬は乾きが早く、触れたり余分に垂れたりすると、跡が残ってしまいます。ピアノ線で固定する特殊な器具を使うことで、接触面を限りなく小さくしているそうです。

絵付け用のパットと同じく、器の形状や釉薬の濃度に合わせて、いろんな種類があります。

気になるのは、奥にある黄色いロボットアーム。周囲の柵がまるで猛獣用の檻のようで、物々しい雰囲気を漂わせています。(安全上の理由だと思うのですが)

見学時は稼働していなかったものの、一日で3000個もの釉がけが可能。ただ、大量の注文が入らない限りは、手作業のほうがスムーズなのだそうです。

運がよければ、見学時に動いている姿を見られるかもしれません。

最後に案内していただいたのは、窯場。高山では、波佐見町内でもっとも新しい窯を導入しています。

全自動で温度管理をしてくれるので、窯に入れたら約一日焼き上がりを待つだけ。分厚い扉は見るからに重そうですが、一人の力で難なく開け閉めすることができます。


2023年にできたばかりの工場は、もともと見学を想定してレイアウトを組んだそうです。今後は海外からの観光客の受け入れも見据えて、QRコードを読み取ってもらい、お客さん自身で解説動画を再生できるような流れも考えているとのこと。

工場の外に出れば、ショップで器を購入することもできます。

さらに来年の4月には、波佐見焼で随一の生産量を誇るメーカー「聖栄陶器」の工場が同じ敷地内に移転してくるほか、今後はレストラン兼宿泊施設などもオープン予定。

Wi-Fiや電源も各テーブルに完備しているため、ここを拠点に仕事もしながら、体験や宿泊を楽しむワーケーションも実現できそうです。

ほかにも、ガスタンクや駐車場の砂利、レストランの足元に敷き詰められたレンガなど、至るところに窯元ならではの遊び心が散りばめられています。詳しくは現地で!

見どころたっぷりの高山ツアー、おすすめです。

株式会社高山の工場見学

開催日時:通年(日曜・祝日定休) 9:00-12:00、13:00-16:00

所要時間:20〜30分

参加費:無料

集合場所:株式会社高山(波佐見町小樽郷757)

その他・注意事項:要TEL(0956-85-2558)




時を忘れる切り絵付け体験

続いて、波佐見町の中心的な観光スポット「西の原」の一角にあるお店「南創庫」へ。

もともとは窯元の出荷事務所だった建物で、1階は販売スペースになっています。

切り絵付け体験ができるのは、2階。階段をのぼると、4人がけのテーブルがいくつも並んでいます。長崎県内の学校で使われなくなったテーブルや、ハウステンボスで使われていた椅子などを譲り受けて活用しているそうです。


ここからは、スタッフの池田さんに教えていただきながら作業を進めます。

「よろしくお願いします。それではさっそく、好きなお席に座っていただいて。テーブルの上に並んでいるのが、転写紙と呼ばれるものです。これを自由に切り取って、好きな器に貼り付けていただきます」

転写紙にも、単色のものとイラストの2種類がありますね。

「表面に焼き物用の絵の具がのっているので、器に貼り付けて、後日窯で焼くことで絵付けができるようになっています。波佐見焼のなかでは、転写はよく使われる技術のひとつですね。

切り絵付け体験のなかでも、色の転写紙をこんなに贅沢に使えるところは珍しいみたいで。面積が広がれば広がるほど、高級品になるんです。南創庫では贅沢に使ってほしいなと思って、たくさんの色をご用意しています」

「転写紙はハサミで切り抜くか、手でちぎることもできます。ちぎってもおしゃれな輪郭線になりますよ。

で、次に切り取った転写紙を器に貼るんですけれど、そのままだとくっつきません。用意してあるお水に一度全体をくぐらせて、濡らしてもらいます。しばらく経つと、台紙がペラっとめくれて貼り付けられるようになる、という仕組みです」

転写紙は、器のどこにでも貼れるんですか?

「釉薬のかかったツルツルした面なら、どこにでも貼れます。色と色を重ねることもできますし、透明なイラストは、重ね貼りすることで好きな色をつけることもできます」

「注意していただきたいのは、貼ったときに必ず小さな気泡が入るんですね。このまま焼き付けると、窯のなかで気泡がちっちゃな爆発を起こして穴があいてしまうので、貼ったあとは必ずゴムベラで空気抜きをしてください。

間違えて貼ってしまった場合も、乾く前なら剥がすことができます。お水をたっぷりつけて、慎重にめくると剥がれます」

「わたしの説明はここまでです。あとは好きな器を選んでいただいて、ああでもない、こうでもないと言いながら、お客さまだけでゆっくりつくっていただく感じですね」

体験料は、基本料金1500円+器代。

器はどれもワケあり品を活用しているため、目立つ箇所に欠陥がないかよく確認しながら選びます。とはいえ、ほとんど気になるものではありません。

器選びから盛り上がってしまって、なかなか絵付けにたどり着けない編集部の面々。

「たまに切り絵の達人みたいな方も来ますよ。これ商品ですよね?って(笑)。好きな画像やイラストを印刷してきて、トレーシングペーパーで転写紙に描き写してきれいに切り抜く方もいます」

なるほど。工夫次第でいろんなものがつくれそうですね。つい時間も忘れてつくりたくなってしまいそう。

……あ。気がついたら、次の予定まで1時間を切っていました。急いで作業に取り掛かります!

ちぎった円を重ねていく人。

恐竜のイラストに沿って色を切り貼りする人。

ハサミを使ってうさぎをきれいに切り抜く人。

つくり方にもそれぞれの個性が表れます。


次第に会話も減り、黙々と作業すること2時間……(1時間に収まらず、取材後に居残りで仕上げました)。

ようやく完成! 裏にもワンポイントを入れています。

ちなみに筆者がつくったのは、小さなおうちのような薬味入れです。屋根瓦に見立てた転写紙を小さくちぎり続けるのがしんどかった…(笑)。

凝り性の方は、1時間半〜2時間はかかるとみておいたほうがいいかもしれません。でも、とっても楽しいですよ!

絵付けした器は、後日焼成して1週間ほどでお渡し。送料はかかりますが、郵送も可能です。

焼き上がると、色味や重なりの風合いも違って見えるそう。どんな仕上がりになるかなあ。完成が楽しみです。

南創庫の切り絵付け体験

開催日時:随時受付中(水曜定休) 11:00-15:30

所要時間:1〜2時間

参加費:1,500円+器代

集合場所:南創庫(波佐見町井石郷2187-4)

その他・注意事項:予約は前日まで、要TEL(0956-76-7214)




歴史に触れる講堂見学

続いて訪ねたのは、西の原の向かいにある波佐見町講堂。昭和12年(1937年)にまちの公会堂兼、旧波佐見町立中央小学校の講堂としてつくられた建物です。

建築にはすべて、波佐見産の木材を使用。当時の波佐見じゅうの大工さん総出でつくったと言われています。

平成7年までは小学校の体育館としても使われていて、バスケットゴールも設置されていたそう。子ども時代には気にもかけないだろうけど、こんな体育館を当たり前に使えるのって贅沢だな。

いたずらっ子が屋根裏に侵入して落ちた、なんて話もあるそうです。登りたくなる気持ち、わかります。

公会堂としてさまざまな集会にも使われていたため、ステージ上の声がマイクを使わずとも後ろまで届くよう、音響にはとくに気を配った設計がなされているそう。天井材も、ステージ上と入り口側で違っていたり、木だけでなく紙のような素材も使われていたり。

趣ある佇まいとすぐれた音響空間を活かして、ビッグバンドやアーティストによるライブ、舞台や展示会などにも活用されています。

こちらは2023年11月に開催された「波佐見講堂・吹奏楽フェスティバル」の、九州管楽合奏団のコンサートのようす。

2階には映写室があって、過去には映画会をしたことも。

ステージ上のグランドピアノは、当日その場で申請すれば、実際に弾くこともできるそうです。ぼくもピアノが弾けたらよかった……!


そんな立派な講堂ですが、一時は取り壊しの話もあがったといいます。1997年と2001年には、町議会で二度も解体予算が承認され、いつ取り壊されてもおかしくない状態に。

これをなんとか食い止めようと、町民の有志で署名活動を実施。存続が決まったあとも、「波佐見講堂ファンクラブ」というNPOを立ち上げ、毎月の清掃やコンサート等の企画運営を通じて、この歴史的な遺産を守ってきました。

ちなみに、このNPO法人の代表を務めているのが、以前Hasami Lifeでもご紹介した立石聰さん。ジャズ喫茶「Doug」と手彫りのハンコ屋「立石清光堂」を営む方です。

記事はこちらからお読みいただけます。

普段はNPOのメンバーのみなさんが常駐していて、声をかけると講堂を案内してもらえます。

タイミングよくコンサートや展示が行われるようなら、旅の予定に組み込んでみてはいかがでしょう? ぼくも以前に講堂でのライブを観に行きましたが、音響も空間の雰囲気もすばらしく、とてもよかったですよ。

ぜひ一度訪ねてみてください。

波佐見町講堂の見学

開催日時:随時受付中(水曜定休) 12:00-16:00

所要時間:15分〜

参加費:無料

集合場所:波佐見町講堂(波佐見町井石郷2200)

その他・注意事項:イベント情報は講堂ファンクラブのホームページをご覧ください。




あこがれの食品サンプルづくり

最後に向かったのは、食品サンプルの工房兼ギャラリーを構える「日本美術」さん。県道1号から一本裏通りに入った住宅街の一角に、ひっそりと佇んでいます。

外観はふつうの古民家のようですが、なかに入ってみると……

おいしそうなオムライスや鉄板焼きハンバーグ!

捌きたてのように透き通ったイカ!

巨大なハンバーガー! などなど。

リアルな食品サンプルがずらりと並びます。いい匂いや湯気まで漂ってきそうです。

これらをつくっているのは、代表の野田さん。お父さまがはじめた日本美術を継いで、2代目として食品サンプルづくりの道を極めてきました。

今日はそんな野田さんのレクチャーのもと、天ぷらとレタスづくりに挑戦します。

まずは天ぷらにする具材選び。定番のエビをはじめ、イカやサツマイモなどから2種類選ぶことができます。

黒い容器のなかに溜まっているのは、お湯。ここに絵の具で色をつけた“ろう”を垂らし、形をつくっていきます。

天ぷらの衣は、少し高いところから落とすのがポイントです。四角い布団のような形にして……

具材を乗せ、周りからパシャパシャとお湯をかけます。油に手を突っ込んでいるように見えて、最初は脳が混乱します。

お湯は40度ほどのお風呂のような温かさですが、ろうは80度近くあって熱いので、直接触れないようご注意を。

形を整え、氷水につけたら、あっというまに完成! 具材が違っても、基本的なつくり方は変わりません。

体験した二人とも、はじめてにしてはかなりおいしそうにつくることができました。

続いてレタス。これがむずかしいそう。

まずおたまで掬うのは、透明なろう。先ほどとは逆で、低いところから一箇所へ、ゆっくりと流し込みます。

その上辺に重ねるように、今度は緑のろうを流し入れ、

両サイドにお湯をかけて持ち手をつくり、一度容器の奥まで運んだら……

手前に引っ張る!

あとは全体をお湯につけ、軽く冷ましてから、包んでいきます。

両サイドと真ん中を交互にたたみ、形を整えて完成。

包丁で切ると、断面が見えてよりレタス感が増します。すごい!

果たして、初心者の二人はきれいなレタスをつくれるのでしょうか……?

ここまでは順調。問題はここからです……。

おお!

ちょっと小ぶりですが、きれいにできました。

この調子で、続けて挑戦です。

……ん?

あらら! 形が歪になってしまいました。

そんなときでも大丈夫。野田さんのサポートがあれば、なんとか持ち直せます。この通り。

わいわい話しながら食品サンプルをつくっていく様子は、少し離れて見るとまるで料理教室のよう。

そんなこんなで、できあがった天ぷらとレタスを器に並べてみます。大根おろしと生姜は、野田さんがササっとつくって添えてくれました。

おいしそう〜。

自作した食品サンプルはすべて持ち帰り可能。透明なパックに入れると、なおさらリアリティが増す気がします。

このほかにも、ミニパフェ製作やミニチュアワンプレートづくりなど、ワークショップにはいくつかの種類があります。2月はお雛さまセット、12月はクリスマスケーキなど、期間限定の体験もあるそうです。

夏休みの宿題用に、お子さん連れで参加する方も多いとか。

展示してある食品サンプルは、やさしく触れたり、写真を撮ったりしてもOK。

同じ空間内で制作もされているので、職人さんの仕事を間近に見ることもできます。

焼きもののイメージが強い波佐見町ですが、通りを一本裏手に入ればこんな世界も広がっています。

デパートのレストラン、近所の喫茶店、古くから続く定食屋さん……。

かつてどこかで目にしたような、食品サンプルの数々。懐かしい記憶がよみがえってくるのを感じつつ、新鮮な体験をさせてもらえました。

日本美術の食品サンプルづくり

開催日時:営業カレンダーによる(詳細はInstagramをご覧ください)

所要時間:20分〜

参加費:1,800円〜

集合場所:日本美術(波佐見町湯無田郷1789)

その他・注意事項:

・ご予約の際は①ご希望の日時②ご希望の体験内容と体験人数③代表者のお名前とお電話を添えて、2日前までにご連絡ください。

・体験はひと枠ひと組ずつです。体験の種類はひと組2種類まででお願いいたします。

・髪の長い方はまとめられるようにしておいてください。

・駐車場が2〜3台分しかスペースが無いので、出来る限り乗り合わせでご来店ください。

・小さなお子さんとご来店の場合は、お子さんの面倒を見れる方をお付けください。誤飲の責任は取れないこと、万が一、展示物等を壊した場合、弁償していただくことをあらかじめご了承ください。

ご予約はTEL.090-9561-3415、またはInstagramのDMまで。


およそ半日がかりで満喫した波佐見町の体験プログラム。

今回は、通年で参加しやすいものを中心にご紹介しました。ほかにも作陶や鋳込みといった本格的な焼きもの体験や、そば打ちやジャンボピザづくりといった食の体験、お茶摘みや学芸員さんとともに器のカケラを拾う「べんざら鑑定団」など、季節・日時限定の体験もあります。

詳しくは、各種体験プログラムをまとめて紹介しているサイト「とうのう」をご覧ください。


そして最後にお待ちかね、夏休みプレゼント企画のご案内です!

8月1日〜8月31日の期間中、今回ご紹介した4箇所すべてを回られた方には、Hasami Lifeでも大人気のうつわ、「es cup〈S〉」をプレゼントします!

ご参加はこちらから!(8/1日より公開・別サイトに遷移します)

体験後に店頭のQRコードを読み取ることでスタンプをため、各体験場所の担当者にお見せください。

詳しい説明はInstagramの本キャンペーンに関する投稿をご覧くださいね。

この記事を書いた人
中川晃輔
千葉県柏市出身。大学卒業後、生きるように働く人の求人メディア「日本仕事百貨」の運営に関わる。2018-2021年に編集長を務め、独立。波佐見町のご近所・東彼杵町へ移り住み、フリーランスの編集者として活動している。