暮らしにちょこっと!「そば猪口」特集
※2023年9月4日修正
そば屋さんで冷たいおそばを頼むと、必ずついてくる器といえば、そう「そば猪口(ちょこ)」。
片手でさっと持てるほどよいサイズは、そばつゆを入れる以外の用途も多く、一年中なにかと大活躍する焼きものです。最近では「フリーカップ」とも呼ばれます。
夏であれば、麦茶や冷茶、アイスコーヒーなどのグラス代わりはもちろん、アイスやフルーツを盛りつけたらプチパフェ風に。
冷酒のぐい飲みとして、そうめんのつゆや薬味入れとして、キュッと冷やした野菜のおひたしを盛る小鉢や冷製スープ用のカップにもぴったり! 使い勝手抜群なので、Hasami Lifeでもたいへん人気のアイテムです。
【es cup〈S〉】
この特集記事のトップ画像にもなっている「es cup〈S〉」。波佐見の職人の技術を活かした、遊び心のあるシリーズです。色・柄は全部で10種類。
【pale カップ】
淡く柔らかな色彩、カサカサとした素朴な質感が唯一無二。そば猪口ではなかなか見ない珍しい手触りです。
Pick up!
「そば猪口にわざわざアイスを盛りつけると、気分が上がってとてもよい!」というのは、編集部内での共通認識。
アイスの実と「pale」の組み合わせはとってもかわいいんですよ。(写真は『アイス日和には、おうちで器に盛り付けて。』より)
【判子 猪口】
「判子(はんこ)」という昔ながらの手法で仕上げています。判子について詳しく知りたい方は、特集『ふくらむ線、たまる色。判子の器。』をどうぞ!
【はふり 猪口】
悪運を払う銘「はふり」と運気を呼び込む縁起柄をモチーフにしているので、プレゼントにもぴったりです。
【ロングセラーのそば猪口】
「染付(そめつけ)」を主にした6種類のそば猪口。
Pick up!
過去にHasami Life でインタビューさせていただいた大塚さつきさんもそば猪口好きを公言。ロングセラーシリーズの「あみ」 を愛用いただいています。
「うちでは、お客さまにお出しするお茶やコーヒーもそば猪口を使うので、200mlくらい入るこのサイズはやっぱりとってもいい。ちなみにそば猪口はあえて柄違いでお出しすることで、自分の飲みものが一目瞭然」(『大塚さつきさんの暮らしとうつわ【後編】』より)
そば猪口は、見た目だけでなく、お値段がかわいらしいのも魅力のひとつ。気負わないプレゼントにもおすすめです。いつもの暮らしに、ささやかな変化を。気軽にちょこっと買い足してみるのはいかがですか?