波佐見町で食べたい!スイーツ特集 Vol.4

波佐見町で食べたい!スイーツ特集 Vol.4

2024.07.19

波佐見町にはおいしいスイーツを提供するお店がたくさんあります。「波佐見町で食べたい!スイーツ特集Vol.1 」「波佐見町で食べたい!スイーツ特集Vol.2 」「波佐見町で食べたい!スイーツ特集Vol.3 」に続いて、今回は第4弾。

2024年に入ってからオープンした2店舗と、フードもスイーツも充実したお店のイチオシスイーツをご紹介します!




地産の食材と厳選されたコーヒー「喫茶室 はなれ」

2024年4月、波佐見町歴史文化交流館(波佐見ミュージアム)内に新しくオープンした「喫茶室 はなれ」。

ミュージアムの敷地自体が、昭和の時代に窯元として栄えた旧橋本家住宅の家屋と庭を活用したもので、意匠を凝らした座敷や広大な庭が落ち着いた雰囲気です。

庭が見渡せる窓と青い壁、品のあるバーのようなカウンター席はゆったりしたくなる憩いの空間。

店内で頂けるスイーツや、定番ドリンクの「スカッシュ」に使用するフルーツシロップはすべて手作り。定番商品のほか、季節の移ろいに合わせ、主に波佐見町内でとれる食材を仕入れて限定メニューを考えているそう。

レギュラーのスイーツは、米粉のチョコチャンククッキーとバスクチーズケーキ。
米粉の種類から試行錯誤を重ね完成したクッキーは、外側さっくり、内側は少し溶けたチョコレートがじゅわっとした味わいで絶品。軽い食感ながら満足感のあるひと品です。

上にかかった塩がアクセントに。このしょっぱさが甘味を引き立ててたまらない!

バスクチーズケーキは、下は真っ白、上はしっかりと焦がすのが店主さんの譲れないポイント。大きすぎず、「また食べたいな」と思ってもらえるようにとサイズにもこだわって提供されています。濃厚なミルク感を味わってみて。

バスクチーズケーキ(左)ときんかんスカッシュ(右)。スカッシュは時期によって使用する果物が変わるため、旬の味を楽しめる。

また、喫茶室に欠かせないコーヒーも厳選されたもの。諫早市のコーヒー豆屋「nai」さんと、町内にある「イソザキ珈琲 shady」さんから仕入れています。

「コーヒーが少し苦手」「毎日飲むけど種類とかはわからないよ」という人にも美味しく飲んでもらえるよう、丁寧なコミュニケーションを大切にしているのだそうですよ。

カウンターのある部屋に加え、広い座敷も利用可能。キッズスペースもあるので、幅広い年齢層の方が利用できます。

今年オープンして既に常連さん多数のこちらのお店。贅沢なひとときを過ごしてみてくださいね。

<喫茶室 はなれ>

・定休日:火曜日

・営業時間:10:00~17:00 ※当日の営業時間は店舗Instagramをご覧ください。

・住所:長崎県東彼杵郡波佐見町湯無田郷1010-1

・電話番号:050-1720-8532

・駐車場:あり(波佐見歴史文化交流館と同じ)



大通りにオープン「ふくたい焼き 純乃屋」

「ふくたい焼き 純乃屋」は、2024年2月にオープンしました。
波佐見町内でもスーパーやドラッグストアの集まる大通りに面した立地のため、アクセス抜群。早くも地元の方に愛されるたい焼き屋さんです。

1番人気は黒あん。大納言小豆を使用した粒あんがぎっしり。そのほかに「白あん」「お芋さん」「カスタード」が定番のラインナップとなっています。

また、季節ごとのフレーバーも充実。オープンしてから、「桜あん」や「よもぎ生地」、「黒ごま餡だんご入り」のたい焼きのほか、最近では「揚げたい焼き」など、さまざまな展開をし、期間・数量限定で提供されているそうです。(ものによっては電話予約必須。最新の情報は店舗Instagramをご覧ください。)

カウンターからは専用の金型で焼き上げる風景が望める。生地の焼ける匂い、たっぷりのあんを中に入れていくようすはたまらない。

ちなみに、店内にはたい焼きの「はしくれ」売り場があり、こちらも大人気。たい焼きの形に仕上げる際にカットする部分がお安く買えちゃいます。

さらに、このお店のもうひとつの特徴は、店主の田中純彦(たなかすみひこ)さん(通称「すみちゃん」)のお人柄。陽気で親しみやすく、サービス精神旺盛。たい焼きのおいしさに加えてこのキャラクターで、思わずリピーターになってしまいそう。

「すみちゃん」の遊び心がいっぱいの店内ポスター。気まぐれでインスタライブもしているようです。

また、店内ではたい焼きとは別に「るなんのお菓子」というブランド名の焼き菓子も販売されています。こちらはお店の中で、別の方が作られています。手作りのお菓子はバリエーションも豊かです。

手書きのポップがあたたかい。たい焼きも焼き菓子も、和と洋のお菓子を欲張れる!

基本はテイクアウトですが、お店の前にベンチもあります。その場でたい焼きにかぶりつきたくなったらぜひそちらへ。

<ふくたい焼き 純乃屋>

・定休日:火曜日、ほかInstagramに掲載のカレンダーにて

・営業時間:10:00~最長19:00(無くなり次第終了)

・住所:長崎県東彼杵郡波佐見町宿郷338-1

・電話番号:070-5463-8122

・駐車場:あり(3台)



バーガーだけじゃない「Garage House Kitchen」

2016年、波佐見陶器まつりの会場でもあるやきもの公園内に移転オープンした「Garage House Kitchen」。

白と青を基調とした板張りの外観は、ビーチにあるお店を連想させる爽やかさです。かつては長崎県大村市内で、車のガレージを改装して営業していたお店だったことから、店名が決まったそうです。

元々は和食の道で修行を積んだ店主が作る定食やパスタ、そしてなんといってもハンバーガーが大人気。味付けはあっさりで食べやすく、ランチタイムは観光客や地元の方で賑わっています。

そんなこのお店ですが、スイーツのメニューも盛りだくさん。

こちらはクロワッサンサンデー。一見がっつりスイーツに見えるが、軽いクロワッサン生地と甘く瑞々しいフルーツであっという間にペロリ。

クロワッサンやバーガーのバンズは、ある卸専門のパン屋さんに特注しているそう。実はここでしか食べられない味なんです。

「まっ茶パフェ」も。抹茶に小豆にきなこのまぶされた白玉……贅沢な和のハーモニーが味わえる。シンプルな塩クラッカーが軽くて嬉しい。

デザートメニューはすべて、アルバイトの方たちによって考案されているそう。

「『こういうのを作りたい!』というアイデアがあれば、材料を揃えてあげて自由に作ってもらうようにしています。構想ができたらあとは他のみんなにも作れるように、工程を簡単にするようなアドバイスをしていますね」と店主の島内さん。

従業員の方がそれぞれ意見を出したり、試作して商品化したり。柔軟なお店だからこそ、フードもスイーツも魅力たっぷり、充実しているんですね。

桃のクリームソーダ。苺と桃の果肉が入り、優しい桃のシロップと合わさると爽やかに。夏にぜひ飲みたい。

やきもの公園内にあるため、くらわん館に立ち寄る観光客や、地元のご年配の方もよく訪れるそう。子ども連れから若い人、お年寄りまで幅広い年齢層に美味しく食べてもらえるように工夫されています。

また、店主の島内さんは、このお店を開いてから陶芸の教室に通うようになったとのこと。今後は、ご自身で作ったうつわに料理を盛り付けて提供したい、とひそかに考えているそうですよ。

写真はすべて手ろくろで作られたうつわ。柄も色もとっても素敵。

奥の壁に掛かっているウクレレの中にも、島内さんが自分で作ったものがあるのだとか。とても器用で驚き!

<Garage House Kitchen>

・定休日:木曜日

・営業時間:11:30~17:00

・住所:長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255- 2

・電話番号:090-8354-7277

・駐車場:あり(多数・やきもの公園内他施設と共用)


今回は新たにオープンしたお店も含め、波佐見町で食べられるスイーツをご紹介しました。
Vol.1Vol.2Vol.3も、あわせてご覧くださいね。

波佐見町にお出かけの際は、ぜひ訪れてみてください。


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この記事を書いた人
Hasami Life 編集部(すぎた)