SAKEを愉しむ vol.4 いまどきの酒器セット

SAKEを愉しむ vol.4 いまどきの酒器セット

2020.02.07

伝統的な技法を使いながらも、日々変化していく焼きものの世界。作り方を工夫することで、新しい形の酒器が生まれています。


使い方は自由です!

陶磁器デザイナー・阿部薫太郎さんによるデザインプロジェクト「essence of life」。産地の伝統を大切にし、日々変化していく暮らしに寄り添いながら新しいデザインと機能を追求するこのシリーズには、使い方を自由に考えられる器がいっぱいです。

pale”のボトルは、徳利として使うこともできるし、フラワーベースやルームフレグランスの容器にもなります。淡い色彩、外側のさらさらとした表面の質感と、丸みのあるフォルムは、柔らかで可愛らしい印象があります。

essence of life pale ボトル(S)(100ml)。首(くびれ)があるため、1本の草花でも飾りやすいです。

essence of life pale ボトル(M)ミニカップ(270ml/30ml)。ミニカップは、盃や徳利の蓋としても使用できます。表面と内面の釉薬の有無を楽しむのも粋ですね。

 

景色を楽しみたい酒器セット

酒器の定番といえば徳利ですが、片口とよばれる酒器も存在します。こちらもessence of lifeの“agasuke” というシリーズ。成型した生地をさらに削り、釉薬を刷毛で薄くかけることで、独特の曲線と表面のヘアラインのような細やかな質感を表現しています。

agasukeならではの表面の質感、色調や薄さなどを見ながらお酒を愉しんではいかがでしょうか。

essence of life agasuke 片口270ml80ml)。青みがかった釉薬は、清涼感があるので冷酒におすすめです。


カタチでSAKEを愉しむ

日本酒は、温度や口の大きさによって味が変化します。口が広がった平盃“は、直に味と香りが伝わりやすいので日本酒の華やかさや旨味などを愉しみたいときに、背の高い”ショットカップ“は、器の中にお酒の香りが漂いやすいので、香りを愉しみたいときにおすすめです。お酒の種類によって、器の形状を使い分けるのも通な愉しみ方ですね。

釘十草 平盃/ショットカップ/ボトル(50ml/70ml/275ml)。また、ショットカップやボトルなどの高さがある器には十草柄がよく映えます。

※陶器の窯蔵(『OYANE』の1階)にて販売中です。 http://oyane.jp/



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この記事を書いた人
Hasami Life編集部