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Hasami Life 掘り出しもの市! vol.6

by Hasami Life 編集部
Hasami Life 掘り出しもの市! vol.6

Hasami Lifeの倉庫には、数千種類もの波佐見焼が待機しています。正直にいうと、長い間、出番のない器たちもいます。でも、よくよく見たら、お宝も! 理由があって廃番になったり生産ができなくなったりしたもの、アンティークのような珍しい器もざっくざっく。「売れ残りでしょ?」とあなどるなかれ。Hasami Life編集部員の偏愛に満ちたとっておきの掘り出しものを紹介します(不定期更新)。


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こんにちは。Hasami Life 編集部のくりたです。


もうvol.6になる、Hasami Life 掘り出しもの市です!今回もHasami Life 編集部イチの目利き・すえながさん が掘り出してまいりました。ピックアップしたのは、約30〜40年前に肥前地区(波佐見をはじめ伊万里や有田などを含む地区)でつくられた4点。「どれも割烹向けにつくられていて、縁起のいい柄があしらわれていたり、季節を感じられたりするのが特徴です」とすえながさん。普段のテーブルコーディネートに足してみると、食卓の雰囲気が変わりますよ。


また商品名は発売当初のものにしています。「前菜皿」「焼物皿」など用途を記載しているものがほとんど。すこし読みにくいですが、時代を感じられるように変更せずに表記しています。


※ご紹介する器のもとの販売価格については、製造された年代の本体価格に、現在の消費税10%をプラスして表記しています。ご承知おきください。

 

金彩がたっぷり施された、お祝い事にも合う器。

錦グリーン金松絵のし型 焼物皿
1,760円(税込)
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※発売当初2,530円(税込)だったものを特別価格で販売します。


華やかな金彩で、来客時やお祝い事にも使える一枚です。商品名の読み方は、「にしきグリーン きんまつえ のしがた やきものざら」です。錦というのは、色あざやかな錦絵具を使った上絵のこと。一度釉薬をかけて窯で焼いてから、更に絵付けをして再度焼いています。

爽やかなグリーンと金を含んだ絵具が塗られ、その上にさらに絵付されている。

手まり寿司をのせて。ほかのアイテム、「Common」汁椀 Red箸 Brown、「essence of life」 晴 豆皿 梅 白 瓢 象牙と合わせて使用。

焼物皿にかわいく手まり寿司をのせて、コーディネートしてみました。ほかの器はシンプルな無地のものを合わせましたが、「錦グリーン金松絵のし型焼物皿」が主役になると、金彩の光沢もあり、テーブルが華やかになります。


日常用の食器にはあまりない“のし型”という形で、「のし」はお祝い事に添える飾りのこと。まさにハレの日にぴったりな器です。お正月やお食い初め、七五三などなど、お祝いのシーンで活躍してくれます。普段の食卓で、刺身や焼き魚などをのせるのもおすすめですよ!


【取扱ポイント】

◎金が施してあるため、電子レンジNG、食洗器NGです。

◎上絵が施してあるため、洗う際には柔らかいスポンジを利用してください。

◎強い摩擦などで上絵が削れる可能性があるため、保管の際は器と器の間に布や紙を挟むことをおすすめします。

 

 

竹かごのような模様の風情ある一枚。

隅切篭目鉄青磁釉 焼物皿
3,190円(税込)
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※発売当初4,620円(税込)だったものを特別価格で販売します。


まるで青竹のかごのような一枚は、「すみきりかごめ てつせいじゆう やきものざら」です。名前に合わせて焼き魚を盛り付けてみました。

焼いたアジに、大葉を敷いた大根おろしとレモンを添えて。「agasuke」の白磁の 片口 で日本酒をいただきながら。

存在感抜群のこの焼物皿は、陶器や白い器との相性もいいです。今回は酒器と合わせましたが、ごはん茶碗や漆の汁椀などと組み合わせもしっくりきます。ある程度深さがあるので、多少汁気のある料理も大丈夫。焼き魚に添えた大根おろしの汁気もしっかりホールド!


脚付きなのもポイント。少し高さがあると、テーブルコーディネートにもメリハリがつく。

竹細工のような素朴な雰囲気の器ですが、手が込んでいます。「篭目」という竹かごのような模様をつけるため、生地に凹凸が施してあり、この凹凸に釉薬が溜まって模様に見えます(上から釉薬がかかっており、ふれても凸凹は感じません)。

ふちの濃い緑色は、職人さんが筆で塗ったもの。このようにふちの部分の色分けをしている手間がかかった皿は最近では見ることが少ない。

竹かごを模しているので、フルーツや野菜を盛っても合う。そのまま食卓に置いてもサマになる。

【取扱ポイント】

◎電子レンジOK、食洗器OKです。

 

 

深みのある瑠璃色で、白い食材を引き立てて。

ルリ釉渕金 前菜皿
1,540円(税込)
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※発売当初に2,200円(税込)だったものを特別価格で販売します。


竹の葉を模したお皿です。竹は1年中枯れることなく芽を出すことから子孫繁栄の象徴とされていて、縁起がいいんですよ。ふちに金彩が施してあり、品のいい一枚です。

手描きで金彩が施されている。また、竹の葉に似せて生地に凹凸をつけ、葉脈まで表現している(上から釉薬がかかっており、ふれても凸凹は感じません)。

白和えやチーズなどの白い色みの料理をのせるとよく映えます。呉須(青い絵具)を使った染付の器と同系色でまとめると、コーディネートも簡単におしゃれにまとまります。


今回はフルーツ皿として使い、ワイングラスと合わせてみました。

カットした梨を前菜皿にのせて、「Common」ワイングラス 215ml と一緒に。磁器とガラス、異素材の組み合わせでメリハリのあるコーディネートになる。

【取扱ポイント】

◎金が施してあるため、電子レンジNG、食洗器NGです。

◎上絵が施してあるため、洗う際には柔らかいスポンジを利用してください。

◎強い摩擦などで上絵が削れる可能性があるため、保管の際は器と器の間に布や紙を挟むことをおすすめします。

 

 


アイボリーのやさしい色と華やかな絵柄で、

日常からハレの日まで使える。

アイボリー重ね 前菜皿
1,760円(税込)
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※発売当初2,530円(税込)だったものを特別価格で販売します。


お祝い事の席では「重ね」という言葉は縁起がよいとされています。緑、藍、朱、黄、黄土色の5色の「重ね」は上品かつ落ち着きのある色合いで、お料理の色数が少ないときにも食卓を彩ってくれます。

幾重にも重なったように見える柄は、転写紙を貼り付けて焼き上げたもの。手描きと見間違うほどの精巧な絵柄で、とくに金の線は、手描きで描いたような味わいがある。

スティック状のお菓子や、珍味などを2〜3種類のせるのにちょうどいいサイズです。試しにみたらし団子をのせたら、リッチな気分を味わえました。

みたらし団子をのせて。

写真ではお伝えするのが難しいのですが、やさしい色みのアイボリーの釉薬がかかっています。品がありつつも、硬すぎず日常使いしやすい雰囲気で、ハレの日だけでなく日々の食事にも彩りを与えてくれる一枚です。

【取扱ポイント】

◎金が施してあるため、電子レンジNG、食洗器NGです。

◎上絵が施してあるため、洗う際には柔らかいスポンジを利用してください。

◎強い摩擦などで上絵が削れる可能性があるため、保管の際は器と器の間に布や紙を挟むことをおすすめします。

 


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みなさんの心にグッとくる掘り出しものはありましたか? 現在ではつくられていないヴィンテージの器ですので、Hasami Life 以外ではほぼお目にかかれないものばかりです。厳選したこれまでの掘り出しものも、あわせてチェックしてみてくださいね。

(過去の記事はこちらから)

Hasami Life 編集部
この記事を書いた人
Hasami Life 編集部
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