限定入荷も。 テーブルウェア・フェスティバルの「里帰り展」へ!

限定入荷も。 テーブルウェア・フェスティバルの「里帰り展」へ!

2025.03.21

2024年の冬。東京ドームシティの会場で器の祭典を賑わせた13社の波佐見焼が、ふるさとに帰ってきました。

波佐見町にあるショップ・ギャラリー『Ô YANE(オーヤネ)』では、2025年3月1日(土)から4月23日(水)までの期間中、「Tableware Homecoming ~テーブルウェア・フェスティバル里帰り展~」を開催しています。


そもそも「テーブルウェア・フェスティバル」ってどんなイベント? という方はこちらのよみものをご覧ください。

長崎県の波佐見町でつくられる焼きものは、ひとくちに波佐見焼といっても、色や形、技法やテイストもほんとうにさまざまです。
Ô YANEの店内は、個性豊かな各社のうつわが集まり、まるでちいさな博覧会のよう!

今回の展示では、器に合わせたテーブルコーディネートがされているため、自宅の食空間づくりのヒントにもなりそうですよ。ぜひ、小物やカトラリーとの組み合わせにも注目してご覧ください。


それではさっそく、展示のようすとともに、イベントに出展した13社の新作の器たちをご紹介します。

1.高山

パット印刷の高い技術で、リムから中心に向けての傾斜に細いラインが描かれている。引き締まったスタイリッシュな印象をもたらしながらも、マットな釉薬によってカジュアルな雰囲気も演出。

そのほか、菊割の形状にネコが描かれたものなど、シンプルでもさりげなくかわいい、おうちで使いやすい器の在庫もたくさん。

2.丹心窯

唯一無二の「水晶彫」と、まるでアール・デコのような雰囲気が格式高い丹心窯
白磁のなかにアクセントで加えたキューブ型の黒いアミューズカップがかわいらしい!

水晶彫の透明度には、目を見張るものがある。
ぜひとも生で見てみてほしい。

3.利左エ門窯

磁器をつくる窯元が多い中では珍しい、陶器を専門とする利左エ門窯
人気の「テラコッタ」シリーズに新カラーが登場。

淡いグレーの釉薬と、土の質感のコントラストが美しい!
素材を活かした技法により、なにを盛り付けてもおいしそうに映えるのが、この窯の器の魅力。

4.大新窯

「色イッチン」の技法が得意な大新窯
教会のアイアン製の装飾のような黒いラインと、ステンドグラスのような色使いが華やかで、アンティークのような雰囲気も。

カラーバリエーションもあり、それぞれ異なる印象。一つひとつ手で描かれた文様を選んで。

5.西山

パット印刷の繊細な絵柄。人気の「フロールシック」シリーズに、ゴージャスなゴールドとシルバーが仲間入り。
こちらはÔ YANEでは展示のみ。購入希望は西山さんまで。

先にデビューしていたブラックは、釉薬がつやつやでかなりシックな雰囲気!
撥水で浮かび上がった花の絵柄はかわいらしく、持っているだけで気分が上がりそう。

6.一真窯

いくつものカンナを操り、彫りで文様を描き出していく一真窯
大皿に小物、お重まで揃うと壮観。淡い水色が凛と美しい。

この細い線ひと筋ひと筋が全体の雰囲気をつくる。さまざまな彫りの技法はInstagramにて動画を公開中。

7.一龍陶苑

いぶし銀のような渋みのある光沢が特徴のシリーズ。形はきわめてシンプルで、食をしっかりと引き立ててくれる。

取材時はÔ YANEでは入荷待ちの状態。最新の状況は店舗まで問い合わせを。
カラー展開もあり、いずれも落ち着いた色合い。和の食材や日本酒を愉しみたい。

8.和山

カジュアルで現代の食卓に添った器づくりをしながら、日本の「侘び寂び」のエッセンスを取り入れる和山
市松模様を光沢のある質感で表現したシリーズが登場。

淡い色合いで統一されたシリーズは、どの組み合わせでもきれいにまとまる。
四角いガラス小物などと相性抜群。

9.永峰窯

永峰窯の「HALF」シリーズは、通常は直営店限定のアイテム。今回は特別にÔ YANEでも購入可能。
ペールトーンの掛け分けは、ナチュラルなインテリアにもぴったり。

ベースの薄く繊細な磁器は、たしかな技術の表れ。マットな釉薬もやさしさを演出している。

10.重山陶器

動きのあるラインが浮かび上がった磁器に、イッチンでオリーブが施されたシリーズ。リムの幅もほどよい。

イッチンの線描きに、ゴールドのラスター。ゴージャス感もありつつ、しっかりと余白があるため品がよく、料理もしっかり引き立ててくれそう。

11.浜陶

ブラックの器に、大胆に描かれた麻の葉文様が粋。
スタイリッシュな空間にも和のテイストを取り入れるとおしゃれにきまる。

器の表面に凹凸はないため、使いやすい。Ô YANEでは展示のみ。

12.石丸陶芸

華やかなフラワーモチーフのコーディネート。
ガーデンパーティーなどにも使えそうな、シックでありながらかわいらしいたたずまい。

カラーバリエーションも豊かでテーブルに花が咲いたよう。
こちらもÔ YANEでは展示のみ。

13.西海陶器

Hasami Lifeでも取り扱いのある「agasuke」シリーズの限定カラー、「青磁掛分」。湖を思わせる涼やかな青磁の色が、洗練されて美しい。

リムの部分は薄く繊細にかけられた釉薬の白が、マットな質感でコントラストを生み出す。光にかざすとラメのように細かく光る。


13社13様の器たち。Ô YANEでの共演を、ぜひ見に来てみてくださいね。
お気に入りの窯元や、ご自宅のインテリアに合った器と出会えますように。


【数量限定】Hasami Lifeに「agasuke 青磁掛分」入荷!

今回ご紹介した「agasuke 青磁掛分」を、Hasami Lifeでも限定入荷しました!
よみものの公開日3月21日(金)より、4月25(金)までの約1か月間、在庫限りでの販売となります。



【LIMITED】
agasuke 青磁掛分



※一部、よみもの公開時点では入荷していない商品もございます。2025年3月中に順次入荷しますので、最新の状況はInstagramでお知らせします。


食器としての丈夫さと、デザインの繊細さや美しさの両立のため、3年がかりで完成へとこぎつけたシリーズです。

リムの白のマットな質感と、内側にかけられた青磁の絶妙な深みが生み出す洗練された雰囲気を、ぜひご堪能ください。

テーブルウェア・フェスティバルの会場でも人気だったこちらのカラーは、通常のバージョンとあわせて使っても◎

数量限定の「agasuke 青磁掛分」。涼しげなブルーと白の器はこれからの季節にも大活躍ですよ。
人気の形や在庫が少ないものは、すぐになくなってしまう場合もあります。お早めにチェックしてみてくださいね。

Ô YANE

〒859-3701
長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷2204-4

公式サイト
https://oyane.jp/

Instagram
https://www.instagram.com/gallery_oyane2016/



1 件のコメント


  • mokomoko 2025年3月24日 07:48

    優しい波佐見焼の器大好きです🤍
    お迎えして使ってみたいです!
    よろしくお願い致します🙇‍♀


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この記事を書いた人
Hasami Life 編集部(すぎた)