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波佐見町で食べたい!スイーツ特集 Vol.3 +【番外編】駄菓子屋さんを紹介!

by Hasami Life 編集部
波佐見町で食べたい!スイーツ特集 Vol.3 +【番外編】駄菓子屋さんを紹介!

波佐見町にはおいしいスイーツを提供するお店がたくさんあります。「波佐見町で食べたい!スイーツ特集Vol.1 」「波佐見町で食べたい!スイーツ特集Vol.2 」に続いて、今回は第3弾。町内にある2つの飲食店と2つの駄菓子屋をご紹介します!



ヴィンテージのような波佐見焼と焼き菓子「No.1210」

2018年5月にオープンしたNo.1210は、波佐見焼の窯元、藍染窯(あいぜんがま)の直営ショップ兼、カフェです。

アメリカンヴィンテージを基調とした店内のインテリアは、ほとんどのものがアメリカから輸入したヴィンテージ品。器の販売エリアの照明には漁船で使用されていたライト。商品棚や床板には、焼く前の成型した器を運搬するときなどに利用される「皿板」が使われています。

床板には波佐見町にある窯元「永峰」の印字があるところも。

店内の半分は直営ショップになっているので、器やアクセサリーを購入することもできます。

ガス、直火、電子レンジ、食洗機対応可能のhime(ハイム)シリーズ。他にも染窯の全シリーズが揃っています。

もう半分のカフェスペースでは、ドリンクやスイーツを楽しむことができます。

定番のベイクドチーズケーキは店内で手作りしています。ケーキの上にプラス150円でトッピングできるマグ型のクッキーは、佐賀県の武雄に店を構えるベイクストーリーさんが手がけています。

材料は地産地消にこだわり、着色料を使用していないので、 体に優しいクッキーを食べることができます。人気メニューのひとつであるテリーヌもこのお店とのコラボ商品です。

提供しているコーヒーは東京のコーヒーショップ「オニバスコーヒー」のもの。このコーヒーは当時コーヒーが飲めなかった社長が初めておいしく飲めたコーヒーなのだとか。

No.1210 と記載されたクッキーは染窯Bronze(ブロンズ)マグカップを模しています。Bronzeマグカップはお店でも販売しています。

店内はソファ3席とパイプ椅子があり、10名ほどが座ることができます。ケーキのテイクアウトはできませんが、ドリンクはテイクアウトも可能です。

ソファに座るとしばらく動けなくなるくらいの座り心地です。
<No.1210>

・定休日:水・木曜日 イベントなどの情報は店舗Instagramをご覧ください。

・営業時間:10:00〜18:00

・住所:長崎県東彼杵郡波佐見町湯無田郷1210

・電話番号:0956-37-9799

・駐車場:あり(約6台)




かき氷だけでなく、お弁当も人気の「えん」

2022年から毎年期間限定オープンしている「えん」。

伝統的な在来工法で作られた築85年以上の日本家屋をリノベーションした建物は「OUCHI」と呼ばれて親しまれています。

店内は土足厳禁で、基礎をくりぬいて作られた席や、将棋版を机にした席など個性豊かな内装です。

席は1階のみで、20名ほどが座れます。

えんでは、旬の食材を使って世代を問わずたくさんの人に、まあるい「えん」のような優しい料理やお菓子などを提供しています。夏季(7月から天然氷がなくなるまで)はかき氷を、冬季(10月から6月末まで)はお弁当の販売を行っています。

週替わりのお弁当。写真は和風ハンバーグ弁当。

お弁当は波佐見町内の食材を使って、週に1度くらいは野菜たっぷりのお弁当で体を整えてほしいという思いで作られています。

そして夏になったら、ぜひ味わってほしいかき氷!

定番の緑茶かき氷には、東彼杵の茶農家(FORTHEESさん)の最高峰抹茶を使用しています。

旬のフルーツかき氷。

薄く削られた氷はふわふわで、かき氷には、種類によって特製練乳や豆乳ミルク(絹豆腐・無調整豆乳・砂糖)を使用しています。

シロップに使用される苺や無花果などは町内や近隣の農家さんのものを使用しています。シロップは季節ごとに変わっていき、かき氷に使用する際はオーダーが入ってからシロップを作ります。

透き通った天然の氷を使用しているので、頭がキーンとなりにくいのも特徴です。

飲食以外にも、OUCHI の2階では毎月1回、ヨガを行っています。天気がいい日はHIROPPAで行うこともしばしば。前日までの予約制で人数は5~10名ほどと気軽に参加が可能です。気になる方はぜひこちらも参加してみてくださいね。

<南アルプス天然氷のかき氷屋 えん>

・期間:4/29~5/6

・7月~9月ごろまではかき氷(天然氷がなくなり次第終了)、冬季(10月から6月末まで)は弁当販売

・定休日:日曜日+不定休(店舗のInstagramをご確認ください)

・営業時間:12:00〜16:00

・住所:長崎県東彼杵郡波佐見町湯無田郷714

・駐車場:あり(HIROPPAと同じ)




昭和へタイムスリップしたようなお店「なっちゃんの店」

なっちゃんの店は2008年にオープンしました。60歳から駄菓子屋をスタートさせた〝わたなべなつよ“さん。店名には自分の愛称の「なっちゃん」からつけたのだとか。

お店を始めたのは、駄菓子屋でお孫さんの喜ぶ姿を見たのがきっかけでした。その姿がとても印象的で 、「この笑顔を見るためなら駄菓子屋ができる」と思ったのだそうです。

今では地元の子どもたちだけではなく、町内外からの多くのお客さんが訪れます。

店内はスペースにゆとりがあり、入口もバリアフリーになっているので、グループホームや支援施設からもたくさんのお客さんがやってきます。ベビーカーも気軽に出入り可能です。

多様な種類の駄菓子やおもちゃ。

小学校が近いこともあり、夕方になると、近くに住む子どもたちで大賑わい!

子どもたち100人にアンケートを取った人気の駄菓子ベスト10

編集部員は、子どもたちの人気駄菓子第1位のうまい棒と、子どもの時に好きだった駄菓子を購入しました。子どもたちには当たり付きの駄菓子が人気なのだそうです。

お店には子どもだけではなく、大人の方も多く来店し、皆さんかごいっぱいに駄菓子を購入するのだとか。

1つ1つの価格が安いので、買いすぎ注意です。

お店の入り口すぐには懐かしのレトロゲームがあります。

木漏れ日が気持ちの良い飲食スペースも。
<なっちゃんの店>

・定休日:金曜日(祝日・長期休み期間は営業日が変わります。詳しくはInstagramをご覧ください。

・営業時間:10:00〜17:30

・住所:長崎県東彼杵郡波佐見町湯無田郷821-7

・電話番号:0956-85-4253

・駐車場:あり(約6台)




100年以上続く老舗「佐々木商店」

佐々木商店は波佐見町で長年駄菓子屋を営んでいます。区画整備のため少し移動しましたが、現在は4代目。2代目は104歳までこの駄菓子屋を営んでいたのだとか。その歴史は100年を優に超えます 。

移動前の店舗の写真 (左)。

新豊洲Brilliaランニングスタジアムを設計された設計士さんが波佐見町出身で親戚の為設計をお願いをして、現在の店舗兼住居が立てられました。外観は近くの旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂(以下講堂)と合うようにデザインされています。

店内で駄菓子をディスプレイしている机や箱はもともと昔からお店で使っていたものを使用しています。

昔、よく来ていたお客さんが再訪すると「昔もこの棚にこんなふうに駄菓子がのってたんだよね」と懐かしんでもらえるそうです。

大きなガラスケースには、今ではもう手に入らないレトログッズがずらりと並べられています。中にお隣の嬉野市にあった駄菓子屋さんを紙で模したミニチュアアートも並んでいます。

ぜひお店でじっくりご覧ください。

町内の古着屋「FOYER‐ホワイエ‐」さんにお願いしたのれん。デニム素材にお店のロゴを印字してもらったそうです。

編集部員は昔から親しまれてきたお菓子あたり前田のクラッカーやヤッター麺、ヤングドーナツなどを選びました。

店内や外観などを楽しみながら買い物ができる佐々木商店さん。町内のイベントにも参加していたり、店舗が講堂の横ということもあり、講堂のイベントがあるときは少し長めにお店を開けているそうなので気になる方はぜひお立ち寄りください。

<佐々木商店>

・定休日:不定休 詳しくは店舗Instagramをご覧ください。

・営業時間:9:00〜19:00

・住所:長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2191

・電話番号:0956-85-4133

・駐車場:なし



今回は波佐見町内のおすすめスイーツと駄菓子屋さんをご紹介しました。波佐見町には、まだまだおいしいお店がたくさんあるので、気になる方は是非、「波佐見町で食べたい!スイーツ特集」と「波佐見町で食べたい!スイーツ特集Vol.2」も併せてご覧ください。

Hasami Life 編集部
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Hasami Life 編集部