2024年、波佐見町の秋冬イベントをまとめてみました。

2024年、波佐見町の秋冬イベントをまとめてみました。

2025.03.07

2024年の3月から新しくなったHasami Life編集部。まだまだ波佐見町初心者のわたしたちですが、波佐見に移り住んでから、日々取材などであちこちに出向いています。

窯業だけでなく農業も盛ん、そして長い歴史も持つ波佐見町では、一年を通してたくさんのイベントや催し物が開催されています。
今回は、2024年9月から2025年2月までに波佐見町で開催されたイベントをまとめてご紹介します!


主にわたしたち編集部が参加したイベントのご紹介となりますので、今年はご紹介できていないものもありますが、ご了承ください。

ぜひ「次は参加してみたい!」という催しものを探しつつ、読んでみてくださいね。

春夏のイベントまとめはこちら


9月

8月が過ぎても、まだまだ暑い日の続いた9月。
後半になると、町のいたるところに真っ赤な彼岸花やコスモスが咲き、秋の訪れが感じられました。

鬼木棚田まつり

波佐見町内でも、窯業ではなく農業が盛んな地区、鬼木郷。
稲穂も色づき、楽しみにしていた新米がいよいよいただける時期……!

鬼木では、「棚田まつり」が開催されました。
このイベントの目玉は「かかし」! なんと、60体ものかかしがずらりと展示されます。

町内の団体や個人が手づくりしたユニークなかかしが並ぶようすは圧巻。
どれも世相や流行が反映されていて、端から端までおもしろく見ることができました。

展示自体は10月までと長期間でしたが、9月21日からの3連休では新米やお茶など、鬼木の食の提供もあったようです。


10月

いよいよ本格的に秋めいてきた10月。波佐見町のおまつりは、やっぱり春と秋に多いとのこと。怒涛のイベントラッシュが近づいてきましたよ!

秋陶めぐり

3月には「桜陶祭」が行われた中尾山。秋には「秋陶めぐり」が開催されました。
Hasami Lifeで過去に取材した一真窯さん、陶房青さん、大新窯さん、光春窯さん、筒山太一窯さんに紀窯さんといったたくさんの窯元が中尾山で焼きものをつくっています。

秋陶めぐりでは、それらの器を工房で購入できるほか、飲食の出店などもあり、気持ちよく散歩をしながらめぐることができます。
掘り出しものもたくさんで、編集部も気に入った器をたくさんゲットしてしまいました。

過去には料理家のminokamoさんのレポートも公開しています。こちらもどうぞ!


11月

さあ、イベントづくしの11月。
頭の三連休では、なんと3か所で催しがありました。
焼きものを販売するのは同じでも、それぞれ趣旨や雰囲気がまったく異なっていて、順番にまわってみるのも楽しかったです。

写真で記録することができていなかったのですが、以下に紹介するもの以外にも、数社集まっての陶器まつりや、キャンドルナイトといったバリエーション豊かなイベントが目白押しでしたよ。

サスティナブルイベント HASAMI no WA

2023年にはレポート記事もお届けしたHASAMI no WA。
今年は「ピクニック」をテーマにし、新たな取り組みを実施しました。

編集部も、イベントで提供するサツマイモの収穫や告知など、お手伝いしましたよ。

初めてナイトイベントも行い、サスティナブルな取り組みだけでなく、来場した人が楽しみながら滞在できる空間づくりがなされていたのではないかと思います。

第6回 肥前やきもの圏作家展

唐津、伊万里、武雄、嬉野、有田、佐世保(三川内)、平戸、波佐見という、佐賀と長崎の陶磁器の産地が連携する「肥前やきもの圏」。
第6回を迎えた今年度は、波佐見町の講堂での開催でした。

個性あふれる作家さんたちの器が風情ある講堂につどい、とても素敵な空間ができあがっていました。
ふだんはなかなか個人の作家さんにお話を聞く機会がないため、みなさんそれぞれのこだわりを直接お伺いできたことがうれしかったです。

峠の里まつり

波佐見町から佐賀県・有田町へと向かう通りで行われたのは、「峠の里まつり」。
このあたりは「岩峠地区」と呼ばれ、点在する7つの窯元と、手作りパンとお惣菜を販売する「ひらおか」さんが会場となっていました。

そして、各社に設置してあるスタンプを集めることで景品がもらえるスタンプラリーがとっても魅力的!

編集部員すぎたも、おかいものをしつつすべてのスタンプを集め、「大桂工房」さんの梅型小皿を手に入れました。土の風合いと色合いが本当にかわいく、愛用しています。


12月

12月。厳しい寒さの冬が近づいてきます。

年末を前にして、新年をあらたな器で迎えるためのおまつりや、季節の節目をささやかに灯してくれるようなあたたかなおまつりがありました。

皿山器替まつり

器替(きかえ)まつりは、使わなくなった器や欠けてしまった器を持っていくと、新しい器が半額で購入できるというもの。

以前のレポートを読み、今年度新しく入った編集部員2名も楽しみにしていました。

皿山地区を中心に、「aiyu(アイユー)」さんや「natural69(ナチュラルロック)」さんなど、人気の波佐見焼を扱う店舗が参加しており、この機会を逃すまいとお客さんが多く集まっていましたよ。

無事に器替え完了! 2025年を新たな器で迎えられたのでした。

冬至まつり

西の原で新たに始まった「冬至まつり」は、人気イラストレーター・福田利之さんと波佐見焼のコラボレーションアイテムの発売を記念して開催。

コラボアイテムのイヤープレートと豆皿の販売はもちろん、福田さんの貴重な原画の展示もあり、イラストの奥行きや作品世界に浸れる空間でした。

終始あたたかみのある雰囲気のなか、各地のおしゃれでこだわりのある出展者さんとの交流もでき、しあわせなひとときとなりました。

福田さんへのコラボアイテム発売記念インタビューも魅力たっぷり。福田さんのファンも、波佐見焼のファンも必見です。

1月

2025年を迎えました。
Hasami Lifeは1月に東京へ赴き、リアルイベントを開催しましたよ。

町内では、以前よみものでもご紹介した、約2か月にわたる長期のフェアが行われました。

波佐見焼コラボランチフェア

2025年1月10日~2月28日の期間中、「第5弾 波佐見焼コラボランチフェア」が実施され、9店舗の飲食店が、魅力的な波佐見焼とコラボした限定メニューを提供していました。

くわしくはこちら

このレポートのあと、編集部はもう一店舗追加で、「COFFEE MUSUME」さんに伺うことができましたよ。
全店舗コンプリートされた方もいるのでしょうか?

3店舗以上まわってスタンプを集めると、波佐見を体感できるプレゼントが当たる抽選に参加できます。食事のあとも楽しみがありますね!


今回は、2024年の9月から年明けにかけての、波佐見町のイベントのようすをご紹介しました。今回で1年間の催しもののご紹介は一周しましたが、今後、まだまだ新しいイベントがあるかもしれません。
その年ごとでの編集部の感想とともに、また半年後にお届けできればと思います。

波佐見町に遊びに来る際は、ぜひタイミングを合わせて、気になる催しに参加してみてくださいね!


また、今後Hasami Lifeに取材してほしいイベントや知りたい情報がありましたら、ぜひぜひコメントやInstagramのDMで教えてください。感想もお待ちしています!

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この記事を書いた人
Hasami Life 編集部