HOME よみもの 波佐見の人 波佐見焼の窯元インタビュー『窯元探訪』をまとめ読み! 2022.12.30 波佐見焼の窯元インタビュー『窯元探訪』をまとめ読み! by Hasami Life 編集部 Hasami Lifeの『窯元探訪』シリーズでは、町内の窯元を順番に訪ね、器づくりについてはもちろん、ふだんは見られないプライベートな顔などもあわせてご紹介してきました。 これまで取材した窯元は8つ。それぞれ2〜3回に分けての特集です。ものづくりにかける想いや作り手の暮らし、小さな町の至るところに存在する波佐見焼と真摯に向き合う「人」のインタビューをこの年末年始にまとめ読みしてみませんか? ※特集内容は、取材当時のものです。最新情報は各窯元のInstagramをご確認ください。 【studio wani】 【筒山太一窯】 【洸琳窯】 【紀窯】 【一誠陶器】 【利左ェ門窯】 【翔芳窯】 【一真窯】 (1)【studio wani】 2017年に夫婦でスタートしたstudio wani(スタジオ ワニ)さん。できるだけ機械は使わず、自分たちでろくろをひいて絵付をし、作陶してきた綿島健一郎さんと綿島ミリアムさんにお話を伺いました。(2022/8/2公開) 特集: https://hasamilife.com/blogs/people/kamamoto-21 Instagram: https://www.instagram.com/studiowani/ 入荷するたびに即完売してしまう古伊万里風「DINOSAURシリーズ」のほか、漫画『青の花 器の森』に出てくる「星空の一輪挿し」も制作しています。→恐竜シリーズ、漫画の一輪挿し。夫婦ふたりの手仕事。 (2)【筒山太一窯】 Hasami Lifeでも大人気の陶器 『白化粧』シリーズを生み出す筒山太一窯(つつやたいちがま)さんへ。調理師専門学校で料理を学んでから波佐見へ戻ってきた2代目・福田太一さんを訪ねました。(2022/2/26公開) 特集: https://hasamilife.com/blogs/people/kamamoto-19 Instagram: https://www.instagram.com/taichi_gama/ 見た目は真っ白い焼きものでも、ベースになっているのは赤い土。化粧土でしっかりと粧(めか)しこむ技法ながらも「素地がどんなものでもいいわけではない」と太一さんは教えてくれました。→ふたつの窯を操る2代目に聞く、育てる波佐見焼・白化粧と御本の魅力。 (3)【洸琳窯】 いきいきとしたうさぎやカエルが描かれた鳥獣戯画や、繊細に連なるあみ文様など、伝統文様を大切にしながら焼きものをつくってきた洸琳窯(こうりんがま)さん。絵付教室をしながら、未来の伝統工芸士も育てる江添三光さんのインタビューです。(2021/5/28公開) 特集: https://hasamilife.com/blogs/people/kamamoto-16 Instagram: https://www.instagram.com/koringama/ 洸琳窯でつくるあみ文様の急須と湯呑。機械では決して描けない繊細な絵付が施されています。絵付教室の様子も取材しているので、興味がある方はぜひ!→「絵付に近道はない」若手の育成が使命 (4)【紀窯】 波佐見では異色な存在感を放つ “スリップウェア” をつくり続ける紀窯(きがま)の中川紀夫さん。スリップウェアに惹かれた理由、スリップウェアの魅力を存分に聞いてきました。(2021/1/29公開) 特集: https://hasamilife.com/blogs/people/kamamoto-13 Instagram: https://www.instagram.com/kigama_nakaoyama/ スリップウェアってどんなもの? どうやってつくっているの? スリップウェアがはじめましての人にも、もう大好きで集めている!という人にも読んでいただきたいインタビューです。→「スリップウェア」という世界。 (5)【一誠陶器】 新ブランド『ZOE』が話題! 34名いる職人のうち、6割強が絵付職人という一誠陶器(いっせいとうき)さん。2代目の江添圭介さんはじめ、デザイナーの池田希美さん、4名の絵付職人さんにお話を伺いました。(2021/1/5公開) 特集: https://hasamilife.com/blogs/people/kamamoto-10 Instagram: https://www.instagram.com/zoe_latelier_de_poterie/ 写真は絵付職人歴40年の樋口陽一さんが「蛸唐草(たこからくさ)」を描いているところ。手描きのよさは「筆のタッチが人それぞれ違うこと」だそう。実際の制作現場を垣間見ることのできるインタビューです。→丁寧に、繊細に描く絵付職人 (6)【利左ェ門窯】 磁器が主流の波佐見で早くから陶器を手がけ、自社で生地づくりから一貫生産。武村裕宣さん、博昭さんの兄弟で13代目を繋ぐ、利左ェ門窯(りざえもんがま)さんを探訪です。(2021/1/1公開) 特集: https://hasamilife.com/blogs/people/kamamoto-7 Instagram: https://www.instagram.com/rizaemongama/ 「窯元の仕事は、職人さんあっての仕事」と話す博昭さん。採用のポイントを伺うと「不器用でも逆によかったりします」の言葉が。その理由とは? 職人になりたい人は必見のインタビューです。→400年の歴史の先に創りたいもの。 (7)【翔芳窯】 鮮やかなカラーといっちんの組み合わせが話題の「ホワイトライン」。器と料理ってどういう関係? 翔芳窯(しょうほうがま)の2代目、福田雅樹さんに伺いました。(2020/5/22公開) 特集: https://hasamilife.com/blogs/people/kamamoto-4 Instagram: https://www.instagram.com/shohogama/ まるで切子のような美しさが人気のホワイトライン誕生秘話も紹介。「新商品は調子がいいときにこそ考える」という福田さんのデザインの泉とは?→器と料理の関係。「ホワイトライン」が目指す姿 (8)【一真窯】 手彫りシリーズの白い器「白磁」が大人気。一真窯(いっしんがま)のデザイナー・作家、眞崎善太さんに伺う “波佐見の焼きものづくり”についてのお話です。(2019/11/1公開) 特集: https://hasamilife.com/blogs/people/kamamoto-1 Instagram: https://www.instagram.com/issingama/ 大人気の白い器、「白磁」の手彫りシリーズ。30種類以上のオリジナルのカンナで彫ることで模様をつけています。”一真彫り”とも呼ばれているそう。→話題の「白磁」、デザインの原点 次回の『窯元探訪』は、波佐見焼の業界の中でも一目置かれ、ファンの多い窯元【陶房 青】さん。2023年1月中旬の公開を予定しています。お楽しみに! Instagram:https://www.instagram.com/toubou.ao/ 窯元のみなさん、いつも本当にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 Hasami Lifeでは引き続き、とてもゆっくりのペースではありますが、波佐見町の窯元を順番に訪ねてコツコツと取材を続けていきたいと思っています。 この窯元探訪シリーズに登場してほしい窯元がある方は、Instagram や twitter のDMに ① 窯元名 ②取材してほしい理由(「どんな人が作っているか知りたいから」「〇〇という波佐見焼を愛用しているので、どんなふうに作られているか知りたい!」」など、簡単でけっこうです) を添え、ぜひメッセージをお送りください。リクエスト、お待ちしております! Tweet 前の記事へ 一覧へ戻る 次の記事へ Hasami Life 編集部 この記事を書いた人 Hasami Life 編集部 関連記事 2023.09.22 窯元の火を止めるな! 技術と雇用をつなぐ、波佐見焼企業のM&Aに迫ります。 後継者不在を理由に事業をたたむケースも増えているなかで、窯元の高山陶器(現・株式会社高山)と、商社である西海陶器株式会社はどうやって事業承継に結びついたのか。その先にどんな未来を見据えているのか。 新旧の社長に話を聞きました。 2023.08.25 【編集スタッフ募集中】波佐見焼の魅力を伝える Hasami Life 編集部に密着! 「波佐見焼や波佐見町、職人の手仕事のことを知ってもらいながら、ご自宅に波佐見焼を迎え入れてほしい!」これがHasami Life編集部の願い。週1回のよみもの配信を中心にさまざまな活動をしています。実際、どんな仕事をしているのでしょうか? 今回は、編集部員のたぞえさんに密着します。 2023.06.30 窯元探訪【大新窯】vol.27『子ども食器、誕生秘話。』 焼きものの町・波佐見の中でも、特に多くの窯元が集まる中尾山。その中でも「世界最大・最長の登り窯跡地」という、とびきりロマンある場所で波佐見焼を生み出す『大新窯』さん。後編では、3代目社長の藤田隆彦さんにもご登場いただき、子ども食器の誕生秘話について伺います。
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